目黒アトレの有隣堂で面白い陳列をみました。
右の本は最近話題の「空腹療法」です。
それを左側の本が強烈に批判しています。
相反する内容の本を並べてしまうところに遊び心を感じます。
一日一食で空腹の時間を増やせば長寿遺伝子(サーチュイン遺伝子)が活発になり、若返るという理論です。
私もこれに反対の意見です。
空腹=血糖値の下がっている状態
つまり低血糖状態なんですね。
血糖値の安定しない人にとっては低血糖はとてもつらい状態でです。
身体に様々な不調が現れます。
その状態から逃れるためには血糖値をすみやかに上げる糖質が欲しくなります。
そしてその糖質で急激に血糖値が上がって、さらに血糖値が不安定になっていきます。
血糖値の安定しない人にとって空腹の時間はない方が良いのです。(そのために補食を進めています。)
http://obatadc.blog.ocn.ne.jp/shikabanashi/2012/06/post_ca6f.html
空腹で健康になれるのは血糖値が安定していて、交感神経が優位(http://www.excefk.com/jiritu-type.html)で、副腎が強い(血糖値を上げるホルモンがたくさん出る)人であるといえるでしょう。
院長