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クリント・イーストウッド監督の得意な実話ベースの映画。なんと主役の3人が、実際に事件に巻き込まれた本人達というのが話題。そこまでこだわった説得力は・・・あったといえばあったのかなぁ。外人が英語でしゃべっているので、それが迫真の演技なのか素なのか分かりません。実際の事件の核心の部分は最後の方で、時間もそれほど長い訳ではありません。リアルな「事件」というのは、映画のようにドラマチックでもどんでん返しの連続でもなく、あっけなく終わってしまうものなんだなぁと。そこへ2時間近くかけて持っていく物語は正直退屈です。過剰に演出しないところに心を砕いているのは伝わってきますから、それが悪い印象ではありません。つまり、リアルな「事件」をリアルに映画にするとこうなっちゃうということなんですかね。映画の最後の、いわゆる「実際の映像」につながっていくときに、あぁ本当だったんだと納得出来ます。それ以上でも、それ以下でもありませんでした。
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