sky-sky!diary

横浜在住Tuba吹きの小さな日常。Don't worry,be happy.

「夢をありがとう」というのは未来にとっておきます。

2017-11-05 22:22:30 | プロ野球!
横浜DeNAベイスターズの2017年シーズンは、日本シリーズ敗退という結果で終了しました。今のこの喪失感は、思っていたよりも大きい。こういう結末は予想していなかった訳ではないけど、実際そうなってみると悔しいし、あの場面がこうなっていたら勝てたんじゃないかと、変えられない過去をぐずぐずと思い返している。もう遠い昔の記憶のようだけど、シーズン3位でCSに進出決定したときは、完全アウェイの甲子園と広島を勝ち抜き、日本シリーズまで行くとは、正直思っていませんでした。それは暗黒時代を経験している弱気なファン心理だったのかもしれません(笑)。昨シーズンもCSファイナルまでは行ったものの広島に完敗。CSを勝ち抜くのはそう簡単ではないのを思い知らされている。ただ加速度的にチームは強くなるはずだと、昨年広島に敗れた直後のこのブログに書きました。はたしてチームはまだ加速度的に強くなっているとは言い難い。昨年よりちょっと強くなっただけ。それはシーズンを勝ち越したものの、順位が昨年と同じ3位であることからも明らか。ただ広島には勝ち越しているのが成長の証。さらに成長する余地は来年以降に期待しましょう。個人的にも、ポストシーズンは時間が許す限りPVに通いましたし、日本シリーズ第3戦を横浜スタジアムで姫やまおさんと観戦することも出来ました。残念ながら試合は負けてしまいましたが、もうこれ以上出ないというくらいの声援で応援し、いままで経験したことの無い球場の一体感を感じることが出来ました。初回の「勝利の輝き」を歌った時の一体感は忘れることは無いでしょう。きっと、スタンドを青く染めた全ての観客が、この時が来るのを待ち望んで貯めたエネルギーを解き放った、そんな瞬間でした。4回のロペスのホームランも、第2戦でシリーズの行方を左右してしまうエラーを犯した倉本が、6回のツーアウトながら満塁のチャンスに11球粘って12球めに執念の内野安打を放ちヘッドスライディングで1塁セーフ、1点を返したあの場面も、スタンドはもう大騒ぎでめちゃくちゃでした。実は横浜スタジアムで行われた日本シリーズ6試合(1998年3試合、2017年3試合)のうち、敗戦はこの1試合だけ。あとは全て勝っている。ある意味貴重だったかもしれません。98年の日本一を決めた試合をスタンドで観戦していましたが、あの時のスタジアムの盛り上がりも同じようにすごかった。違うのは、チームはまだ発展途上であるということと、フロントや球場が一体となってチームをサポートしていること。あとは我々ファンがどんな時も引き続き応援し続ければ、きっと最終目標が叶う日は遠くないでしょう。リーグ優勝も日本シリーズ制覇も、簡単なことではないのは分かった。でも、今年一番の収穫だったのは、強さの基準がセ・リーグの5球団からソフトバンクホークスになったことではないかと思います。セ・リーグの中でモタモタしている暇はない、倒すべき相手は広島でも阪神でも、まして読売などでもなく、最強ソフトバンクホークスなのだと、基準が数段高くなった。そのためにチームも数段強くならなければならない。若いチームだからミスが多いとか、1勝、1球にかける執念がないとかいろいろ言われていて、いちいちごもっともなんだけど、「加速度」はいよいよ来年からが本番ですよ。2019年春には追浜に総合練習場も整備され寮も併設される予定。ソフトバンクほどとは言わないまでも、チームを育成する体制が整う訳です。2018年にリーグ制覇を目標とし、2019年春練習場整備完了、2020年春横浜スタジアム改修完了、そして黄金期へ。全ては昨年と今年の、この悔しさの上に。今シーズンどの球団よりも多くの試合をこなした疲労はきっと並ではないでしょう。選手の皆さんご苦労様でした。ゆっくり休んで英気を養って下さい。夢をありがとうというのは未来にとっておきます。

終戦。

2016-10-15 22:25:20 | プロ野球!
横浜DeNAベイスターズの、2016年シーズンが終わりました。球団史上初のクライマックスシリーズ進出→ファーストステージ突破という新たな歴史を残して。あのファーストステージ第3戦の巨人戦が、今から思えば一つの到達点でしたね。あそこでチームとしてはいろんなものを出し切っちゃった。ファイナルステージは、まさに広島の横綱相撲でした。悔しいけど、力の差は歴然でした。選手個々の力はもちろん、ベンチワーク、スコアラー、ファンの応援などが1ランクも2ランクも上でした。こりゃ勝てないよ。シーズン中のぶっちぎりの勝敗がそのまま出てしまった感じ。横浜vs広島だけに限れば数字上はほぼ互角なんですが、実際は残念ながら違いましたね。しかしこのCSを経験したことは、今後の横浜にとって本当に力になるでしょう。98年の優勝は勢いで成し遂げちゃった感じで、その当時から「来年から大丈夫かな・・・」と心配だったことを思い出します。権藤監督という魔術師と、佐々木という大黒柱と、マシンガン打線。でもそのどれもが危ういバランスの上に成り立っていた奇跡のような優勝。だから今年の広島を見ると、強いチームというのはこういうことなんだなという答えを見た気がします。今シーズン、横浜はその強いチームになるための第1歩を、しっかりと踏みしめたという印象です。下手なFA補強などをせず、生え抜き選手をじっくり育ててコアのメンバーを作り上げ、若い選手やベテランで脇を固める。その方向性を来年、再来年と続けていけば、加速度的に強いチームに成長出来るはずです。CSには負けて悔しいけど、その闘い振りをみて、早くも来シーズンが本当に楽しみです。今永や戸柱はルーキーですよ。ヤス君だって2年目だし、ほかにも2〜3年目、20歳代前半という若手が沢山いる。それでこれだけの経験を今年した訳です。ペナントレースとは全く違うポストシーズンのピリピリした空気感、その中で勝つにはどれほどチームが強くならなくてはならないか、全ての選手が完全に理解したはずです。球団だって5年目でこんなにチームを再建させた。ファンだって沢山増えてスタンドの雰囲気は最高です。強くなる要素がいっぱいあるんですよ。これなら有望な新入団選手だって集まりやすくなるでしょう。広島の黄金期はしばらく続くでしょうから、セリーグ2強時代となるよう、横浜にはまずはこのオフシーズンしっかり休んでもらって、疲れやけがを癒してほしいと思います。梶谷の骨折は本当に心配です。来シーズンに影響しないことを祈ります。他にも満身創痍の選手ばかりのはず。まずは、長い長いシーズンお疲れ様でした。広島日本一になれよ!番長25年間ありがとう!

横浜花火!

2015-06-02 19:32:17 | プロ野球!
横浜港開港記念日ということでまおさんは小学校が休み。それにあわせて僕も休暇を取りましたが、幼稚園のOB集会があるということで結局昼間は少し買い物に一緒しただけでした。それならとまおさん初のナイター観戦に連れて行きました。開港記念日ということで花火大会も一緒にスタンドから見られるので一石二鳥。横浜開港記念日の花火大会がある日は試合も花火大会になることが多い気がしますが、今日も序盤は5本のホームランが飛び出す乱打戦。しかし中盤からはミスでソフトバンクに付け入る隙を与えるまずい展開。一番悪かったのは久保の余計なセカンドへの牽制が暴投になってランナーを進塁させてしまったところ。どうせ盗塁なんかしないんだから牽制のフリだけで良いのに本当に刺そうとするからいけない。ここから急に流れが悪い方向に進んでリードを許し、試合進行も遅くなって7回が終わった時点ですでに9時を大きく回っていました。まおさんの翌日の学校を考えるとここが限界。ということでリードを許したまま無念の途中撤退となりました。ところが球場をでて関内駅まで歩いている途中で球場から大歓声が。どうやら8回の攻撃でチャンスを広げている様子。携帯で途中経過を確認しながら歩き、ちょうど駅に着いたところで逆転に成功したことを知りました。もうちょっと粘っていれば最高の瞬間を観られたんですが、こればっかりはしょうがありません。勝ったから良しとしましょう。しかし主審も大人げない。ボールと判定した投球を高城がストライクと思ってベンチに帰ろうとしたのを見て明らかに腹を立てているのが分かり(ボールをグランドに叩き付けるとか)、急に判定が辛くなったようにも見えた。高城が打席に立った時もムキになって三振にしていたんじゃないかと思えるほどの大げさな判定。本当大人げない。子供も見てるんだから。反省してほしい。

今季初観戦。

2015-05-06 12:43:25 | プロ野球!
昨日単独首位に立ったベイスターズ。まさかこんなタイミングでの観戦になるとは思いませんでしたが、もともとチケットをとっていたので今季初観戦でスタジアムへ行きました。もちろん姫もまおさんも観戦です。今日は立夏ということでそのとおり日差しがきつくてジリジリと暑い日中でした。夕方には日差しも和らいで涼しくなりました。そして今日もベイスターズは勝ちました。5連勝で12球団トップで20勝到達。大型連休の9連戦を7勝2敗で貯金6。なんか聞き慣れないキーワードばかりで落ち着きません。ちょっと前に7連敗してたのが嘘みたい。こんな状態がシーズン中ずっと続く訳が無いのでいずれ悪い時が来ますが、それでも日替わりでヒーローが登場している現状は安心感を持って観ていられます。そう、あの98年の時に似ています。違うのは絶対的な守護神がいないことと、マシンガンというほどの爆発力が打線に無いこと。個々のバッターには力があるので、ここぞというチャンスをモノに出来ている感じかなぁ。ビッグイニングは少ないのにいつの間にかちゃんと得点は重ねている。打線は水物なのでどちらが良いという訳ではないと思います。勝ちゃいいんです。そんな好調なチームの中で気になるのが梶谷選手。プレーが雑というか、試合を舐めてるというか・・・。今日も6回に折角先頭打者でフォアボールだったのに、牽制球で完全に裏をかかれてアウト。リードしたところから一歩も動けず牽制球が1塁手にわたった瞬間、あろうことかベンチに向かってスタスタと歩き出したんですよ。当然そのまま難なくタッチアウト。普通なら、それでも挟殺プレーに持ち込むために2塁に向かって走らなければいけないでしょ?そうすればもしかしたらミスが出て1塁か2塁でセーフになるかもしれないじゃないですか。でもいきなりあきらめてしまったら、その可能性も放棄することになる。ミスった自分に腹が立っていたのかもしれないけど、プロにあるまじきプレーですよ。連休中できっと野球少年がいっぱい観に来ているのに、これは悪い見本です。しかもその後筒香から3連打で満塁になって関根に3点タイムリースリーベースヒットが出ていた訳ですから、梶谷がもしセーフだったら、もっと点数が入っていた訳です。たぶんニュースにも新聞にも載らないプレーだと思うけど、こういうことをしていたら、いつか取り返しのつかない結果が待ち受けているような気がして怖い。今がいいチーム状態だからこそこういうのを無くしてほしい。もともと梶谷選手はチャンスで簡単に凡退したりヒーローインタビューでもふざけているような受け答えをしたりとそういう気質を持っているみたい。実力はあるのは間違いないのだから、ほんとそういうのやめてほしい。

琢朗引退。

2012-08-28 00:02:24 | プロ野球!
石井 琢朗は同じ70年生まれで、プロ野球選手の中でも特に親近感があって好きな選手です。もちろん横浜にいたからですけど、それ以上に常に全力プレーの姿勢が好きでした。98年の日本シリーズでも、石井のセイフティバントという意外なプレーから始まり、あれでシリーズ全体の流れが決まったと言っても過言ではありませんでした。でも広島に行ってからはテレビでその姿を見ることはほとんどありませんでしたね。引退は残念です。同年代がだんだん引退して少なくなって行きますねぇ。