sky-sky!diary

横浜在住Tuba吹きの小さな日常。Don't worry,be happy.

マリーさんはティーンエイジャーだったのか。

2007-02-02 20:34:59 | Movie!
今年の1作目。
200702022034000_1マリー・アントワネット
 
 
 
 
 
 
「ベルばら」とか読んだ人はあの時代背景が頭に入ってるんでしょうけど、僕は残念ながらあまり詳しくはありません。でもまぁマリー・アントワネットがどういう行いをしてどういう行く末に辿り着いたか、何となくは知っています。で、この映画はそこら辺のバックグラウンドの説明は一切端折っています。作品の目線は完璧にマリーさん個人に向けられていて、フランスの国内情勢や政治的な場面はほとんど無いばかりか、あってもごく簡単なシーンのみで、それがどういう意味を持つシーンかは分かる人しか分からない。「この映画を観に来る人はそういうことは全部知っている人だ」という前提で作られています。でなければあのラストシーンは成り立ちません。全く知識のない人は簡単にでいいから勉強してから行った方がいいでしょう。ただ、そこら辺は実はそれほど重要ではなく、マリーさんがいろんな周囲の抗い難い力に翻弄されながらも自分や家族の幸せを実現させようとする、本当に普通の女性の生き様を写し出すことの方にウェイトが置かれていると思います。史実にどれくらい沿っているか分かりませんが、「マリーさんはそういう一面もあったのか」と思う場面もいくつかありました。カメラもハンディを使ったりして、そこに自分がいるかのような身近さを感じさせているし。だからかも知れませんが、音楽もクラシックばかりでなく、ロックやポップスも沢山使用されています。合ってるかどうかは別にして、効果はあったと思います。色彩鮮やかな小道具や本物のベルサイユ宮殿での撮影も一見の価値ありです。キルスティン・ダンストもとても可愛かったし。

fujiさん>あの船は池に浮かべた本当に模型の船みたいですよ。


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