見習い百姓のつぶやき

宮仕えも一段落、半農半Ⅹを本格化。農的暮らしとさまざまなⅩを悩んで、楽しんで一歩づつ。

ツチグリ坊やと久松山のエネルギー

2018-11-19 22:04:30 | 旅行

 一昨日、16日にUPしたブログ、“秋の野山は、、、”に乗っけたキノコの写真に、ツチグリ坊や❤とコメントをくださった方がありました。

 早速調べてみると、エリマキツチグリというらしい。
 このサイトの主は、学名はgeo(地上の)astrum(星)という意味で,確かにその様子は 星を連想させるが、日本では「〇〇ツチグリ」「〇ツチガキ」と学名のニュアンスはなくその違いは面白いと。
 キノコって、見るのは結構楽しいし、採集できるようになりたいなあと思ってきましたが、こんな面白いキノコがあったりして、のめり込みたくなる世界ですね。

ジリジリ、ゾワゾワ
 16日のブログには、鳥取城址はとてもエネルギーが高いと書きましたが、二の丸の三階櫓周辺の桜の木はこれでもかとツイストを踊っています。
 しかも、右回りだけですが、、、
 エネルギーの高い場所に生える樹木は捩れていると聞いていますが、なるほど、捩れた樹木の近くに来ると、ジリジリ、ゾワゾワするんですよね。


 4合目付近だったでしょうか、おっと、ジリジリ、ゾワゾワさせながら身体を揺さぶる場所があったのですが、そこに立っていたのは写真の杉の木でした。
 この久松山に関わる歴史とこの場のエネルギー、どんな関係があるのか、想像をたくましくして空想して見るのも楽しいことですね。

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機織りが自己完結する地域に~第7回 新庄の部屋

2018-11-19 18:30:52 | 新庄の部屋

 いずれの道も、究めようとすると奥が深いものですね。
 特に、古来から受け継がれている我が国の伝統技術の奥深さは、本当に誇らしく思えるものです。
 しかし、その誇るべき伝統技術も経済化、効率化の波に飲み込まれてその継承が困難になり、消えゆく技術の何と多いことか。

機織り作家・矢野まり子さん
 昨日は、第7回新庄の部屋、ゲストは、全国に数人しかいないという繭から糸を紡ぎ、染色、機織りまで一人でこなしてしまう機織り作家の矢野まり子さん。
 美道師・中山ひろみさんとのトークは、時間を忘れて予定を遥かにオーバー、それもむべなるかな。
 養蚕こそしないものの、繭から糸を紡ぎ、紡いだ糸を撚り、稲わらを燃した灰で煮る、自分でデザインをし、山に入って染色に使う草木を採集してきて糸を染め、それを織る。


機織りが自己完結する地域
 これは面白くて深い!という話がてんこ盛りですが、未来に向けての彼女の夢だけ紹介しますね。
 それは、この地域で機織りの物語が自己完結する地域にしたいという壮大な夢。
 絹織物産業で地域が選択し盛んだった養蚕は、今は完全に途絶えてしまい、その他の工程に関わる産業も殖産しなかったためにほぼないに等しいが、紫根や茜を苦労に苦労を重ねて作り始めた方がある。

 それが彼女の夢に火をつけた?かどうかは定かではありませんが、伝統産業の灯は消せない、そして、地域の未来のために、機織り産業が自己完結する地域を作りたいという熱い思い。
 今、それに呼応しようとする熱い女性たちが現れ、紫根や茜も土地の深いエネルギーを得て、自然農業で素晴らしい品質のものができるのではないかとの夢。
 それが可能になるとすれば、後は養蚕に関わる難事業と後継者問題でしょうか。
 後継者は、機織りもですが、支える百姓仕事に情熱と誇りが持てる、そんな変わった若者?

広く深い機の世界
 話を聞いていると、まり子さんの織った反物で仕上がった着物の光沢の見事さや、草木で染めた糸の奥深い味わいと相まって、恍惚としてしまいそうに思える、いや、そんな世界を眼に認められそうな参加者の皆さんの表情、本当にステキなステキなお話会でした。
 そうそう、灰汁で煮だした絹糸、近代化学のお陰を被ったものと全く違う、それは染めも一緒なんですね。
 人の手をかけるということは、人の思いが必ず乗っかっていく、意識が全てのことを成す根源とするならば、手をかけただけ、思いを込めただけ深く素敵なものができる。

 写真の中央下に映り込んだ染色された糸たち、こんな素敵で深い色が出るんだ!
 機の世界、広く、どこまでも深い。

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秋の野山は、、、

2018-11-16 21:44:11 | カムの宿

 昨日、大阪からの帰り鳥取経由で帰りましたが、そうだ!と思い立ち、念願のタルマーリーに。


 車ですからビールは断念しましたが、何と薫り高く奥深い珈琲なんだろう!
 そして、野生の菌で醸すパン、何と豊潤で優しい味なんだろう!
 11月23日の“アナスタシアお茶会”の軽食の主役はタルマーリーのパンに決定です。


ジリジリ、ゾワゾワ、エネルギーが高い!
 その足で初めての鳥取城址に。
 なぜ?確か、池田家は徳川家康の二女・督姫の家系で、外様でありながら親藩に準ずる家格、最初に参勤交代を始め旧暦10月10に江戸に入定した、この日って神迎の日。
 そんなことに縁を感じる方があってのことでしたが、鳥取城址に足を踏み入れ、ここの木々の異様なねじれと身体をゾワゾワ、ジリジリさせるエネルギーの高さに圧倒されました。

 カメラをカムの宿に忘れてきてしまい、その木々の様子を見て頂くことはできませんが、そのこともあって本丸の置かれていた久松山山頂までの苦行(^^;;
 わずか262mですが、その急坂と岩山の持つエネルギー、鳥取城址、スゴイ!
 そうそう、下山途中、天然シイタケ発見!細いナラ科の木に1個、有難い。

秋の野山は楽しい
 今日は、東京からの一便で米子空港到着のお客様をピックアップして伯耆の国をご案内。
 今日の一番のトピックは、キノコでしょうか。
 大山で、学術調査をしていた皆さんが取っていたキノコ、一人一人ナイロン袋満杯に取っていたので、帰りにそれらしきところを探そうと思って覗いたら、あった!
 食い意地が張っているので、ナイロン袋に軽く一杯、それでもとかじって見ましたが、聞いていたピリリと感じるものがなかったので、これは!調べてみると、シロシメジかシロノハイイロシメジ。

 そして、最後の目的地、ついでに銀杏を拾いましたが、こんな面白いキノコが。
 やばそうな形ですから、もちろん採集はしませんでしたが、秋の野山は楽しいですね。

 

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ディープな出雲を体感する旅になった?

2018-11-13 20:12:46 | カムの宿

 東京からのお客様をご案内した怒涛の3日間が終わりました。
 初日の日御碕の出来事はブログに書いた通りですが、酔っぱらいで書いたゆえ、書いた内容を心配していましたが、何のことやらわからないという内容ではありますが、まあ、無難な感じで一安心。

 書いていた佳き日、ご案内した大社では2組の結婚式に遭遇、大安でもないのになぜ?って思っていましたが、神在月の11月11日、そんな感じだったんでしょうか?
 それにしても、Apua工房の岡本さんと撮ったあの写真は11月11日11時11分、そんな後でしたから、このおめでたい様子はことのほか喜ばしいことと思えました。


 そして、昨日は大山を中心にディープなスポットを案内し、最後は心地よい疲れを皆生温泉で癒し、カムの宿で飲む酒の美味しいこと。
 そして、何故か二日目にずれ込んだ自己紹介タイムでは、赤裸々で深い衝撃的なそれぞれの話に、新しい何かが生まれ、動き出したであろう実感。
 来春にはこのお客様をゲストにお迎えし、深い意識で変えた衝撃的ともいえるライフストーリーを語って頂くことを快諾頂きました。


 最終日の今日、初めて行った場所も2カ所。
 天然記念物“海潮のカツラ”の圧倒的存在感、そしてその隣の木には見事な見事なサルノコシカケがいくつも。
 この場の持つ高いエネルギーを実感させるものでした。

 ディープなディープな出雲を体感する2泊3日のツアー、きっと、いらっしゃった皆さんには眩暈を覚えるくらいの満足感があったのではと思いますが、どうだったのでしょうか。
 空港に送った後、400本の玉ねぎ苗の植え付けを行いましたが、アッという間に終わった感じ。
 ツアー自体もでしたが、来てくださった皆さんのパワーのお陰だったと思います。
 心地よい疲労感に浸っています。


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11111111

2018-11-12 00:29:07 | 日記

  11111111、おっと~!!!?
 すげえ!今日、東京の皆さんをお迎えして、ディープなディープな時間だったかも。

 その象徴は、この写真。
 日御碕沖に沈んだというこの地域の中心的なもともとのエネルギースポット、そんな話を聞いていてそれはApua工房の岡本さんに聞け!といわれて尋ねたのですが、、、
 Apua工房の岡本さん、出会いは15年くらい前の一回だけだけど、こういう劇的な再開があるんだ!

 きっと、そんな意識で訪れる観光客は皆無だろうと思えるのですが、そんな場面を演出する場の力。 
 しかも、話を聞いて、皆で写真をとカメラの前に勢揃いした写真、驚くなかれ11111111、複数の結婚式に出会えるような佳き日、幾つもが重なり合ってのこの時なんでしょうね。


 

コメント (2)
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