全国学力テストの成績上位県は、地域のニーズに応える教育を行っているのだろうか?
「村を育てる学力」が「村を捨てる学力」になっているのではないかと言った研究者があると。
東京での“School Library Academy”キックオフ・ミーティングに続き、島根での第1回“School Library Academy”を4人の県議の皆さんの参加を頂き開催させていただきました。
講師陣は、帝京大学の鎌田教授と学校図書館界では「東の五十嵐、西の門脇」と並び称される前揖屋小学校、現松江市立大庭小学校の門脇司書。
市町村議員の皆さんの参加も可能としていたのですが、こちらの広報が悪くて来たかった皆さんも参加できず。反省。次はしっかり広報したいと思います。
西の門脇と言われるだけあって、門脇さんの実践報告はとても説得力がありました。
学校図書館を活用した教育の効果を実感すると、先生は自分の子どもをこの学校に通わせたいと思うようになる。それだけ子どもが変わるということ。
学校では、読書や図書館に関したさまざまな行事があるが、子どもの力を育てるのは授業です。学校図書館は授業を豊かにするためにある、んですよね。でも、十分理解されていない。
冒頭は鎌田先生の講義の中の言葉。地域は、地域を愛し、問題を解決してくれる人に育って欲しいのでは?で、問題意識醸成支援が今後の教育のキモ、先生の話のキモかもと思います。
リスクが一層高まる時代にあって、リスクヘッジを可能にする力を持たないと幸せになれない時代。その力を育てる鍵が学校図書館とそれを活用する授業、その理解者・実践者を広げたいものです。
家に帰りつくと、西の空も東の空も夕陽に染められていました。
今日のAcademyの余韻と重なって、尚更感動的だったかも。
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縮小の時代ですから、聖域はありません。
そうならないよう、結果で示せるよう、しっかり支援して行きたいものだと改めて思っています。
東井は「村を育てる学力」のために生活綴り方に着目しました。私は綴ることの重要性は今も変わらないと考えますが、「読み・調べること」にも力点を置きたいと考えます。それ故図書館活用教育が重要だと思うのです。
ご紹介のサイト読ませていただきました。
東井先生、1950年代にこの切り口は凄いなあと思いました。、
しかし、それが今も大きな流れであるとすれば、空恐ろしいかもしれません。
「国破れて、山河荒れ」にならないようどう踏みとどまれるか、今こそさらに一歩踏み出す時ですね。
ありがとうございました。