香港のことが気になって、なんとなく気もそぞろ。
ネットを見るたび、ついニュースをクリック。
どの辺で座り込んでいるんだろうか?
と写真をつぶさに見てしまったり。
10万人デモなどという話を聞くと耳を疑いそうながら、
1989年の天安門事件のときは、200万人デモも経験したので
桁の違いに香港の現実と大人たちの冷静さを垣間見るようです。
当時はこの通りが人で埋まり動けないほどでした。
沿道沿いの飲食店が大繁盛だったのも香港らしかったです
民主化を求めて座り込んでいる多くが学生のようで
天安門事件を知らない子どもたち。
または小さ過ぎて記憶がないであろう若い人たち。
どうかこの一件が第二の天安門事件になりませんように
と老婆心で祈らずにはいられません。
あの時も、
「まさか人民解放軍が学生に銃を向けるわけはない。
いくら中国でも、そこまではしないだろう。」
と、かなり直前まで思われていたのですから。
当時の香港はまさに電光石火で一丸となり
香港人らしく、整然とクールに大規模デモを成功させ
「このままゼネスト突入か?」
というところで、これまたクールに中止。
「これ以上中国を刺激したら、人民解放軍がやってくる!」
という懸念はこれまた電光石火の勢いで市民に共有され
一線を越えずに事態が収拾しました。
中国返還が決まっていても、まだイギリス統治下だったあの当時でさえ
「人民解放軍がやってくる!」
というのはリアルな実感でした。
だからこそ、ゼネストは幻で終わったのです。
香港在住の友人から
>不便ながら、ほとんどの人は普通の生活をしようとしています。
>(学生たちが)この行動の意味がどれだけわかっているかも疑問?
>ただただついていっているだけ。
というメールをもらいました。
地方から続々と物見遊山がてらの片道切符の学生が北京に集まり、
そのまま天安門で銃弾に倒れていった悲劇。
当時はネットどころか携帯電話もなく、天安門の学生と
次々と上京してくる学生の間に連絡はなかったも同然ですが、
今は情報を瞬時に世界中と分かち合える時代。
便利な反面、溢れる情報にほだされて
「ただただついていって」ないか?
可能性を信じないつまらない大人の見方と一蹴されるでしょうが
中国がこの手の動きに妥協したり話し合うはずはないでしょう。
ウイグル自治区だけでなく国内にも多数の同様の問題を抱え、
一国両制といえども「一国」の香港とて、例外ではないでしょう。
特に一国両制は香港に対し、
「国防と外交以外、高度の自治を認める」
制度なので、中国側の考えでは
「民主化デモは国防を脅かす」
という口実になるのでは?
「これ以上中国を刺激したら、人民解放軍がやってくる!」
問題がエスカレートすれば25年前に市民が共有したあの懸念は
今では現実となってしまうかもしれません。
どうかこれ以上のけが人が出ることなく
事態が早々に収束し
香港が持ち前の前向きさと明るさとガッツで
現実的に前へ前へと進んでいってくれますように
ネットを見るたび、ついニュースをクリック。
どの辺で座り込んでいるんだろうか?
と写真をつぶさに見てしまったり。
10万人デモなどという話を聞くと耳を疑いそうながら、
1989年の天安門事件のときは、200万人デモも経験したので
桁の違いに香港の現実と大人たちの冷静さを垣間見るようです。
当時はこの通りが人で埋まり動けないほどでした。
沿道沿いの飲食店が大繁盛だったのも香港らしかったです
民主化を求めて座り込んでいる多くが学生のようで
天安門事件を知らない子どもたち。
または小さ過ぎて記憶がないであろう若い人たち。
どうかこの一件が第二の天安門事件になりませんように
と老婆心で祈らずにはいられません。
あの時も、
「まさか人民解放軍が学生に銃を向けるわけはない。
いくら中国でも、そこまではしないだろう。」
と、かなり直前まで思われていたのですから。
当時の香港はまさに電光石火で一丸となり
香港人らしく、整然とクールに大規模デモを成功させ
「このままゼネスト突入か?」
というところで、これまたクールに中止。
「これ以上中国を刺激したら、人民解放軍がやってくる!」
という懸念はこれまた電光石火の勢いで市民に共有され
一線を越えずに事態が収拾しました。
中国返還が決まっていても、まだイギリス統治下だったあの当時でさえ
「人民解放軍がやってくる!」
というのはリアルな実感でした。
だからこそ、ゼネストは幻で終わったのです。
香港在住の友人から
>不便ながら、ほとんどの人は普通の生活をしようとしています。
>(学生たちが)この行動の意味がどれだけわかっているかも疑問?
>ただただついていっているだけ。
というメールをもらいました。
地方から続々と物見遊山がてらの片道切符の学生が北京に集まり、
そのまま天安門で銃弾に倒れていった悲劇。
当時はネットどころか携帯電話もなく、天安門の学生と
次々と上京してくる学生の間に連絡はなかったも同然ですが、
今は情報を瞬時に世界中と分かち合える時代。
便利な反面、溢れる情報にほだされて
「ただただついていって」ないか?
可能性を信じないつまらない大人の見方と一蹴されるでしょうが
中国がこの手の動きに妥協したり話し合うはずはないでしょう。
ウイグル自治区だけでなく国内にも多数の同様の問題を抱え、
一国両制といえども「一国」の香港とて、例外ではないでしょう。
特に一国両制は香港に対し、
「国防と外交以外、高度の自治を認める」
制度なので、中国側の考えでは
「民主化デモは国防を脅かす」
という口実になるのでは?
「これ以上中国を刺激したら、人民解放軍がやってくる!」
問題がエスカレートすれば25年前に市民が共有したあの懸念は
今では現実となってしまうかもしれません。
どうかこれ以上のけが人が出ることなく
事態が早々に収束し
香港が持ち前の前向きさと明るさとガッツで
現実的に前へ前へと進んでいってくれますように