ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

黄金分割

2006-12-22 | 私事・リタイア・人生
昔、高校の美術で習いましたよね? 黄金分割。
「クレジットカードの縦横も、カタツムリの渦巻きも一定の比率でできている」っていうんじゃなかったでしたっけ??
さすがにうろ覚えで、こっそり復習してみました。
必要な方はこちらから ⇒黄金比(黄金分割) 

あちゃ~>_<
あれはカタツムリじゃなくて、オウムガイでした。
しかも俗説だそうで、この限りじゃないってことですね。
あ~、高校からやり直さなきゃi_i

なぜこんな話になったかというと、ここ数日の私の頭の中は完全に黄金分割状態でした。(まだ続いていますが、今はちょっと一服)

大きな四角い小部屋で、その時やっている仕事のことを考え、
その隣の部屋では次に控えている仕事の段取りを考え、
その隣のさらに小さい小部屋では、翌日締め切りの仕事を考え、
もっと小さい部屋では、
「今夜の餃子は焼き餃子か、水餃子か?」(包み方が違うので)
と、どうやったら最短で夕食を出せるかを考え、
糖尿病の猫の注射のタイミングを考え、(食後しか打てないので)、
「お泊りに行く善に何を持たせるか?」(おにぎりになりました)
「これからクリスマスカードを書くか、メールで済ますか?」
「とんかつ用の肉は明日絶対食べないと!」

などなど、同時にまったく違うことを、強弱をつけて考えながら突っ走っていました。

(どんどん舞い込んでくるステキなカード。みなさま、こんなズボラな私に毎年ありがとうございます~

仕事でも頭の中は、
黄金分割。


「讃岐の釜揚げと東京の釜揚げは違う?」  
「心臓病がある人がこの薬を飲んだ時に起きる副作用の名前は?」
「パチスロは正式名称?それともパチンコ・スロット?」
「日本人のメガネ平均購入単価は?」
などなど、一見脈絡のなさそうなことを、次々に調べ上げていかなければならないのです。

「これも金融?」
という感じですが、民間企業の活動はすべて金儲けのためですから、釜揚げのヌメヌメ感の有無、その良し悪しも立派な企業活動の一環で、業績という最終結果に反映してくるわけです。

掘りつくした油田からさらに最後の一滴まで搾りとる方法だの、
オフィスビルの掃除の手順だの、板ガラスの材料と作り方だの、
ファーストフードが作った料理を何十分で処分するかだの、
付け焼刃とはいえいろいろなことに一瞬非常~に詳しくなり、その仕事が済んだ瞬間にすべてを忘れ(笑)、次に進むという感じです。

その間に子どもの学校が終わり、温(12歳)は中学校を卒業しました。
(←卒業の日の朝。まったくいつもと同じに「行ってきまーす」
声変わりした声で↑)

卒業式どころか終業式もないので、最後の日もいつもと同じようにお弁当を持って登校し、普通に帰って来ました。

親の出る幕、一切ナシ。これで2年間の中学校が終了、2月からは5年間の高校が始まります。(これも入学式、始業式一切ありません┐(  ̄ー ̄)┌)

親はなくとも子は育つ・・・ありがたや~♪
肉離れ中、自分の仕事納めをズルズル延期中の夫の全面協力も、
ありがたや~♪

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