先日、近所に住む友人のドリー(仮名)が突然やってきました。
彼女は界隈でちょっと知られた「猫おばさん」で、家で7匹、外飼いで2匹(その後増えていなければ)、計9匹の面倒を見ています。
彼女は独りで戸建の公共住宅に住み、年金で暮らしています。
クルマがないので買い物は徒歩15分ほどのスーパーへ。とてつもない量になるキャットフードは宅配を頼んでいるため、年金のほとんどを猫に費やしているそうです。
彼女の庭は雑草が生い茂るプチ・ジャングルで、こぎれいにしている家が多い近所では目立っています。それをいいことに塀の外からゴミを投げ込む輩もいて、見るからに雑然とした印象。でも、猫にとっては自然で楽しい遊び場のはずです。
庭がそうなら家の中も推して知るべしで、玄関先まで物が溢れているようで、訪ねていってもそう簡単にはドアが開きません。
「ドリー?ミコトよ!」
と声をかけても、ゴトゴトガタガタ物を動かす音がしてやっとドアが開きます。防犯にはもってこいですが、緊急時には本人も出られないという┐(  ̄ー ̄)┌
レースのカーテンの裾がボロボロなのが通りからでも見えるため、
「うちに余ってるレースのカーテンがあるけど。」
と声をかけると、
「あれでいいの。物がいっぱいであの窓まで行けないのよ。」
という予想外の返事が返ってきたこともありました≧m≦
もしも彼女が庭でも家でも、
「ちょっと片付けたいんだけど、手伝ってくれない?」
とざっくばらんに言ってくれたら、いの一番で駆けつけますが(風水アガるだろうな~)、本人にその気がないので無理そうです。
そんなエキセントリックな彼女なので、近所に親しくしている人もいないようで、年金受給者専用のアパートにいるもう1人の「猫おばさん」と立ち話をしている姿を見たことがあるぐらいです。
でも彼女はワタクシの友人で、ときどき訪ねていっては薮蚊の襲撃を受けつつ(庭が草ぼうぼうなので蚊もスゴいです^^;)、しばし立ち話。お互い猫と多肉植物が好きなので、そんなたわいのない話を。
彼女はすでにかなりの歯がなく、抜けるに任せて放って置いているようで、いろいろなところから空気が漏れるせいか言葉が聞きづらく、正直な話、ワタクシは彼女の言っていることの半分くらいしかわかりません。彼女も外国人のワタクシの英語をどこまでわかっていることか?でも、お互いそれで特に困ることもなく、わからないことは聞き流し、シレっと話を続けてしまいます。
ワタクシが外飼いのタビジが食べない猫缶を持っていくと、
ドリーが庭にたわわになっている桃をくれ、
「それじゃあ」と今度は庭でとれたトマトを持っていくと、
彼女がその辺でぼうぼうに伸びている多肉を手でちぎってくれる・・・
といった按配で、なんともユル~い関係なのです。
突然やってきた彼女が差し出したものは、ワタクシの持っていない種類の多肉とゼラニウムでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/10/e85f2f74951a3b98df269ea00305cf29.jpg)
これを握り締めてトコトコやってきて、握ったまま差し出し、
「要る?」
と。
要りますとも♪
(一般的には安くて臭い花の代表選手のゼラニウムですが(笑)、NZに来てからすっかり好きになり、特にエッセンシャルオイルは毎日のように使っています)
袋に入っていないどころか、むしったそのまんま!のところがなんともドリーらしくニマニマニマ。こちらも庭のトマトを摘んで渡すと、
疎らの歯を見せながらニッカ。いいですねぇ^皿^
どこにでも根付く多肉とゼラニウムはこの庭に留まるでしょう。
ワタクシたちの一風変った友情もいつまでも続くことでしょう。
(この多肉も放ぽりぱなしだったようで、徒長しまくり!
(注)多肉は水や陽光不足など環境がワルい場所だと茎がやたらに伸び、花に見える葉をたくさん出して生き残ろうとします!
後は引き受けたよ、ドリー→)
゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜ ゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜
この夏「トマト♪トマト♪」と騒いでいるのも、元を正せば、去年彼女にトマトの苗をもらって育ててみたのがきっかけでした。その話はコチラでも。
彼女は界隈でちょっと知られた「猫おばさん」で、家で7匹、外飼いで2匹(その後増えていなければ)、計9匹の面倒を見ています。
彼女は独りで戸建の公共住宅に住み、年金で暮らしています。
クルマがないので買い物は徒歩15分ほどのスーパーへ。とてつもない量になるキャットフードは宅配を頼んでいるため、年金のほとんどを猫に費やしているそうです。
彼女の庭は雑草が生い茂るプチ・ジャングルで、こぎれいにしている家が多い近所では目立っています。それをいいことに塀の外からゴミを投げ込む輩もいて、見るからに雑然とした印象。でも、猫にとっては自然で楽しい遊び場のはずです。
庭がそうなら家の中も推して知るべしで、玄関先まで物が溢れているようで、訪ねていってもそう簡単にはドアが開きません。
「ドリー?ミコトよ!」
と声をかけても、ゴトゴトガタガタ物を動かす音がしてやっとドアが開きます。防犯にはもってこいですが、緊急時には本人も出られないという┐(  ̄ー ̄)┌
レースのカーテンの裾がボロボロなのが通りからでも見えるため、
「うちに余ってるレースのカーテンがあるけど。」
と声をかけると、
「あれでいいの。物がいっぱいであの窓まで行けないのよ。」
という予想外の返事が返ってきたこともありました≧m≦
もしも彼女が庭でも家でも、
「ちょっと片付けたいんだけど、手伝ってくれない?」
とざっくばらんに言ってくれたら、いの一番で駆けつけますが(風水アガるだろうな~)、本人にその気がないので無理そうです。
そんなエキセントリックな彼女なので、近所に親しくしている人もいないようで、年金受給者専用のアパートにいるもう1人の「猫おばさん」と立ち話をしている姿を見たことがあるぐらいです。
でも彼女はワタクシの友人で、ときどき訪ねていっては薮蚊の襲撃を受けつつ(庭が草ぼうぼうなので蚊もスゴいです^^;)、しばし立ち話。お互い猫と多肉植物が好きなので、そんなたわいのない話を。
彼女はすでにかなりの歯がなく、抜けるに任せて放って置いているようで、いろいろなところから空気が漏れるせいか言葉が聞きづらく、正直な話、ワタクシは彼女の言っていることの半分くらいしかわかりません。彼女も外国人のワタクシの英語をどこまでわかっていることか?でも、お互いそれで特に困ることもなく、わからないことは聞き流し、シレっと話を続けてしまいます。
ワタクシが外飼いのタビジが食べない猫缶を持っていくと、
ドリーが庭にたわわになっている桃をくれ、
「それじゃあ」と今度は庭でとれたトマトを持っていくと、
彼女がその辺でぼうぼうに伸びている多肉を手でちぎってくれる・・・
といった按配で、なんともユル~い関係なのです。
突然やってきた彼女が差し出したものは、ワタクシの持っていない種類の多肉とゼラニウムでした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/10/e85f2f74951a3b98df269ea00305cf29.jpg)
これを握り締めてトコトコやってきて、握ったまま差し出し、
「要る?」
と。
要りますとも♪
(一般的には安くて臭い花の代表選手のゼラニウムですが(笑)、NZに来てからすっかり好きになり、特にエッセンシャルオイルは毎日のように使っています)
袋に入っていないどころか、むしったそのまんま!のところがなんともドリーらしくニマニマニマ。こちらも庭のトマトを摘んで渡すと、
疎らの歯を見せながらニッカ。いいですねぇ^皿^
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/eb/b58c41cd111f5eed31fc037090662689.jpg)
ワタクシたちの一風変った友情もいつまでも続くことでしょう。
(この多肉も放ぽりぱなしだったようで、徒長しまくり!
(注)多肉は水や陽光不足など環境がワルい場所だと茎がやたらに伸び、花に見える葉をたくさん出して生き残ろうとします!
後は引き受けたよ、ドリー→)
゜・*:.。..。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜ ゜・:,。゜・:,。★゜・:,。゜・:,。☆。.:*・゜゜・*:.。..。.:*・゜
この夏「トマト♪トマト♪」と騒いでいるのも、元を正せば、去年彼女にトマトの苗をもらって育ててみたのがきっかけでした。その話はコチラでも。