ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

子どもだって親だって先生だって

2017-01-21 | 移住生活
ボランティア先でレジ係をしていると
子どもの絵本を山ほど抱えた若い女性が来ました。


「35冊あるわ。」
子どもの本の大量買いは珍しくありませんが、さすがにこの数は稀。
最初の子どもに舞い上がって選べなくなり、大人買いするとか?
それにしても多いし、彼女もずい分若いママ?


と思いつつも、数えて確認していると、
「私、初めて教職に就くの。」
「あら、おめでとう!どこの学校?」
聞いてみたら近くの小学校でした。
新米先生だったら受け持ちはまず1年生らしいので、
4~7歳向けぐらいの大量買いのナゾがわかりました。


「これをね、教室に置いておこうと思って!」
「いい考えね。子どもたちが自然に手に取るだろうし。
これって学校に請求できるの?」
レシートを渡しながら聞いてみると、


「できるけど、そうすると学校の備品になって私の教室に置けないの。
だからこれは私が払って、ずっと教室に置こうと思ってるの。
ここは本が安くて助かるわ。実は新品も何冊か買っちゃった!」
「新品は高いでしょう?これからもここに来てね!」


「着任する前からいい先生
と思いつつ、なぜそれを彼女に直接言わなかったのか今頃プチ反省


もうすぐ新学期
新入生の子どもはドキドキ
初めての親だってドキドキ
新米の先生だってドキドキ



みんながドキドキに素直になれば、打ち解けて笑顔も生まれ
気持ちも通じて感動や感謝も生まれることでしょう


新卒の先生だったら長男・温(22歳)より若いわけで
こちらもついつい親目線
おニューな皆さん、がんばって



昨日記事を上げたICCOの駐車場がスゴい

よくあるグラフィティアートなのですが


なんとも色使いが温かくて

カワイイ


おどろおどろしさや攻撃性が帳消しされて

アンダーグラウンドから明るい表舞台に出てきたようで


好感度UP

色の持つチカラを再認識しました。


グラフィティアートと言えば、やっぱりココ
圧巻でした


今日は旅夢ブログの「みたび」も更新しました。


にほんブログ村 海外生活ブログ ニュージーランド情報へ
にほんブログ村 ライフスタイルブログ 移住生活へ


この記事についてブログを書く
« 初めての和食 | トップ | もうすぐ終わる試練の年!メ... »

移住生活」カテゴリの最新記事