ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

人生の先輩

2021-05-20 | 家族&夫婦
オシドリ夫婦の知り合い夫婦。


奥さんと話していて、もうすぐ
ご主人が子どもが暮らすオース
トラリアに行くのが嬉しそう。


「え~💦一緒に行かないの?」
「行かないわよ。仕事あるし。」
という真っ当な返事の後に、
「来月から1人なのが楽しみ
という予想外の返事にビックリ。


ご主人は仕事や本国の親の介護
で、数ヵ月~半年にわたって家
を空けるのが常でした。なので
ご主人が戻ってくるたびに彼女
は笑顔満面で嬉しそうでした。


一緒に出かけたり、国内旅行に
行ったりいつも楽しそうだった
のが、コロナで1年以上一緒いて
「夫がいると家の中があっとう
いう間にぐちゃぐちゃになるの。
何でもやりっ放し出しっ放しで、
私が片づけないと大変なことに。
私は片づけ上手じゃないから、
だんだん負担になってきたの。」
と、話の風向きが変っています。


ご主人がベジタリアンなことも
料理を2種類作らなければならず
これも負担に感じ始めたとか。
「1人だったら何とでもなるし。」


意外な話にあいづちを打つしか
なく、長年2人を知っているだ
けに彼女の考え方の変化にはい
ささかショックを覚えました


仲のいい夫婦でも一緒に過ごす
時間が少ないとだんだんすれ違
っていってしまうかもしれず、
気力や体力の低下がそれを容認
し、どうでもよくなってきてし
まうのかもしれないという発見
は自分への警鐘になりました。


「65歳を過ぎるとね、どんなに
健康な人でもなにかしらん問題
が出て来て、やろうやろうと思
ってもその時やその日にはでき
なかったりするの。別の時や別
の日にできればそれでいい。」


これもまた還暦を目前にした私
にはドキリとする警句でした。


友人宅の多肉たち

ストイックな白のカップに映え
これはマネっ子しようかな



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