昨日ボランティアに行った時
普段なかなか会えない仲間に
ばったり遭遇しました![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
私たちは別のチャリティーで
15年前に知り合い、今の場所
でまた一緒に働いています。
世間話をしているとき、偶然
以前のボランティア仲間の訃
報に接しました。今年4月に
ガンで急逝したそうです。
「信じられない。今年に入っ
ても元気そうだったのに
」
と呆然とする私に、仲間はス
マホに残した新聞の死亡広告
の写真を見せてくれました。
「でしょ?だから私も思わず
写真に撮っておいたのよ。」
小さな白黒写真の中、トレー
ドマークだった艶々の白髪で
マージョリーは笑顔でした。
今年に入ってガンが見つかり
あとはあっという間でした。
まだ暑かった2、3月頃に一度
店に来てくれ、白い夏物のブ
ラウスを買ってくれました。
「こんなの何枚も持っていて
ホントは要らないんだけどね」
「みんなそう言って買うのよ」
と言いながら笑い合いました。
彼女は白が好きで、白い服を
清潔にパワフルに着こなし、
それが白く輝く髪に似合い、
明確な物言いと豪快な笑顔で
人を惹きつける人でした。
部屋を片付けながらふと見上
げると青い空と高い樹が見え
樹の淵から紫色のオーラが
出ているのが見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/9b/8cddb77c3ac748f9259bd311aaae64b5.jpg)
(※写真に写らないのが残念)
その時急に、頭に閃いたのが
人はある日、目に前にスーと
停まるグライダーを見る。
それが来たらすべてを置いて
飛び乗らなければならない
よく「お迎えが来る」という
言い方をするのは、こういう
ことを指しているのか
と
心にストンと落ちました。
あんなに元気でハキハキして
いたマージョリーの前にも、
ある日真っ白なグライダーが
止まり彼女はそれに乗った。
そして上昇気流に乗ってどん
どん高みに行ってしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ac/079f6d05925b1c5fbf42463256bc02ff.jpg)
そう思うと彼女がもうこの世
にいないことも、自分もいつ
かこの世を離れることも、急
にリアルに理解できました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/69/4bbcfc25b6379026a4a9a1cdf88221b5.jpg)
ひとり乗りのグライダーに乗
る日は、誰にでもいつか必ず
起きること。そう思うと恐怖
が遠ざかり、信号が変わって
発進していくときのような自
然な移行に思えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/19/f0341748c6b1298fdf7a3e4155f0c331.jpg)
移住から2年目。まだまだNZ
での日が浅く、なんとか地域
社会に飛び込もうとボランテ
ィアを始めた私に、マージョ
リーは最初から友人のように
接してくれ、それは最期の最
期まで変りませんでした。
今年に入ってひとめでも会え
たのは、まるで最期に会いに
来てくれたかのようです![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/clover.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/70/4c5510c22a1d7f3d887d162c75131219.jpg)
ありがとう、マージョリー
そちらでもお達者で![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0088.gif)
普段なかなか会えない仲間に
ばったり遭遇しました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/up.gif)
私たちは別のチャリティーで
15年前に知り合い、今の場所
でまた一緒に働いています。
世間話をしているとき、偶然
以前のボランティア仲間の訃
報に接しました。今年4月に
ガンで急逝したそうです。
「信じられない。今年に入っ
ても元気そうだったのに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/ee_1.gif)
と呆然とする私に、仲間はス
マホに残した新聞の死亡広告
の写真を見せてくれました。
「でしょ?だから私も思わず
写真に撮っておいたのよ。」
小さな白黒写真の中、トレー
ドマークだった艶々の白髪で
マージョリーは笑顔でした。
今年に入ってガンが見つかり
あとはあっという間でした。
まだ暑かった2、3月頃に一度
店に来てくれ、白い夏物のブ
ラウスを買ってくれました。
「こんなの何枚も持っていて
ホントは要らないんだけどね」
「みんなそう言って買うのよ」
と言いながら笑い合いました。
彼女は白が好きで、白い服を
清潔にパワフルに着こなし、
それが白く輝く髪に似合い、
明確な物言いと豪快な笑顔で
人を惹きつける人でした。
部屋を片付けながらふと見上
げると青い空と高い樹が見え
樹の淵から紫色のオーラが
出ているのが見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/9b/8cddb77c3ac748f9259bd311aaae64b5.jpg)
(※写真に写らないのが残念)
その時急に、頭に閃いたのが
人はある日、目に前にスーと
停まるグライダーを見る。
それが来たらすべてを置いて
飛び乗らなければならない
よく「お迎えが来る」という
言い方をするのは、こういう
ことを指しているのか
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/light.gif)
心にストンと落ちました。
あんなに元気でハキハキして
いたマージョリーの前にも、
ある日真っ白なグライダーが
止まり彼女はそれに乗った。
そして上昇気流に乗ってどん
どん高みに行ってしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/78/ac/079f6d05925b1c5fbf42463256bc02ff.jpg)
そう思うと彼女がもうこの世
にいないことも、自分もいつ
かこの世を離れることも、急
にリアルに理解できました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2e/69/4bbcfc25b6379026a4a9a1cdf88221b5.jpg)
ひとり乗りのグライダーに乗
る日は、誰にでもいつか必ず
起きること。そう思うと恐怖
が遠ざかり、信号が変わって
発進していくときのような自
然な移行に思えてきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/19/f0341748c6b1298fdf7a3e4155f0c331.jpg)
移住から2年目。まだまだNZ
での日が浅く、なんとか地域
社会に飛び込もうとボランテ
ィアを始めた私に、マージョ
リーは最初から友人のように
接してくれ、それは最期の最
期まで変りませんでした。
今年に入ってひとめでも会え
たのは、まるで最期に会いに
来てくれたかのようです
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/clover.gif)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/70/4c5510c22a1d7f3d887d162c75131219.jpg)
ありがとう、マージョリー
そちらでもお達者で
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/m_0088.gif)