ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

高齢者の青田刈り

2021-01-06 | 私事・リタイア・人生
大手有料老人ホームの広告

70歳は新たな50歳


NZの老人ホーム事業は、ここ
数年の大量供給に加え、コロナ
の追い討ちもあり、場所により
ダブつき感が出ているせいか、
最近は広告量が増えています。


従来は入居できる年齢が高いほど
人気度の証とみられ「75歳以上」
がベンチマークでしたが、最近は
「70歳以上」を謳うところが増え
供給過剰の中、入所者の争奪戦、
低年齢化での高齢者の青田刈り💦
が本格化している模様で
この広告もその反映でしょう。


大手ホームの2部屋物件だと
入所だけで80~100万ドル近く
(6千万円~7500万円)するので、
通常は自宅を売却して入所する
ため、老人ホーム事業は住宅
相場と密接に関連しています。


しかし、住宅相場が未曽有の高値
にありながら、高齢化社会を睨み
自分たちで招いた供給過剰下で
マイルド値下げが起きている様子
(※一時2部屋は100万ドル超も)


70歳の割と若い入所者を集めれば
集めるほど入所期間が長くなり、
90歳まで生きれば20年の年月


そうなると、今度は事業として
キャッシュフローがどうなる
それ以上の高齢化で成長する
それとも持ち家率の低下で入所
対象者が相対的に減っていく


などなど、自分の老後も睨み
野次馬的に目が離せません。

何かと指標になるエドモンド
ヒラリー
は現在2部屋85万ドル



  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする