ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

おっかさんは本当のことを言う

2020-03-13 | 経済・政治・社会
ドイツのメルケル首相が
「最終的には国民の6~7割が
新型コロナに感染する可能性」

という当局の見解を明らかにし、


世界のリーダーの中で彼女だけが
「本当に事を言っている
と感じました。


主要国のリーダーたちは大なり
小なり同じ情報を共有している
はずで、それをどう解釈して
発表するかはリーダーの資質と
度量なのではないでしょうか。


最終的には国と国民のことを
どこまで真剣に考えているか
という点に絞られそうです。


ドイツだけでなく、ヨーロッパの
おっかさんと目されるメルケル。


首相としてよりも子を思う親、
次世代を育み、国の未来に責任
を持つ立場として、あえて真の
可能性を堂々と主張している
と感じます。


親である自分も同じ立場であれば
子どもたちに真実を伝えるはず。


「4人家族の1人か2人は感染する」
家族としてどう対処し、感染したら
どうするのか。誰かが亡くなるかも
しれないと、真剣に話し合います。


実際は善(22歳)に、
アデレードハワイのホテル
ローンって大丈夫なの?」
と心配されていますが💦
(※ヌーサもあるでよ~)


国土全土を封鎖したイタリアは
感染拡大に歯止めがかからず
実質的な医療崩壊が起きて
いるらしく、地続きの国々が
戦々恐々となり、アメリカが
ヨーロッパからの入国を一括
で禁じるのもむべなるかな。


ドイツのような医療先進国で
人口の3分の2が感染するかも
というこのニューノーマル


世界は現実に直面している

パンデミック宣言の重みを
噛みしめる日々になりそう。


各国のリーダーだけでなく
1人ひとりの判断と度量が
試される段階に入ってきた
のかもしれません。



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