ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

NZも動いた!

2017-04-19 | 経済・政治・社会
世の中動いてる~
と言っていた昨日。


オーストラリアがいきなり、
技能労働者向けの臨時就労ビザ廃止
を打ち出し、
「こ、これは、NZに目標を切り替える人が続出する~
と思ったら、


NZも朝から動きました
今後は年収4万9,000ドル以上ではないと高技能職と認められず
永住権申請で職業のポイントが取れなくなるんだそうな


しかし、年収4万9000ドル以上だなんて内定もらった
会計士の卵の殻ぐらいの善(20歳)でもムリなレベル(笑)
ここで教育を受けても、数年働いてしっかり実績を積まないと


NZに留学して、資格を得て就職し、数年して永住権
というここ数年急速に定着した移住モデルを覆すような今回の決定。
(※この香港人なんかまさにそうでは?)
留学事業冬の時代が来そう


今後は移民局が再三警告してきたように、海外から技術や経験を
最初から持ち込める人の受け入れに集中していくんでしょうね。


きっとこの背景に、ブレグジットやトランプ政権に嫌気した
ハイプロファイルな人の英米からの移住申請が増えている
という事情があるのかも、と勘ぐってしまいました。


というのもヘラルドが入手した政府の数字によると、
3月1日現在で600人分の永住権申請のサンプル調査で
42.5%が年収4万9000ドル以上で
そのうち14%が年収7万5,000ドル以上
という結果だったそうですが、これって今までの実績と
ずい分違うような


アメリカではトランプ大統領が
アメリカ製品を買ってアメリカ人を雇え
と叫んでいるし、
フランス大統領選では極右のルペン党首が
反移民・反EU・フランス第一主義
を訴えているし、世の中のこの急速な右旋回から比べれば
NZはずっと冷静沈着な気がします


なんとか現実的な着地点を見つけようとキメ細かい政策で
微調整を続けている様子。昨年10月の移民規制強化から半年。
9月の選挙まではこのまま行くようですしね。


ただ本当にこれでオークランドの人口増を食い止められるのか?

ハイプロファイルな人こそ仕事の関係で大都市に集中しそう??
でも実はフタを開けてみたら、そんなに対象人数がいない???


と・ま・れ、
動きが加速する世の中についていかないと
毎日毎日いろんなことが起きますねぇ


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