ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

草月展2012:デモンストレーション

2012-10-16 | 映画・文化

昨日からのつづきです。


ガーデン散策を挟んでデモンストレーションへ。今年は2回も見れました。


こんな風に葉っぱを1枚1枚裏表に丸くして、細かい手仕事。
裏表の濃淡でふと、おいなりさんの皮を思い出してしまったのは内緒
この花器は陶芸家が失敗作として捨てたのを、拾ってきたんだそうです!


こちらのマフラーのようなナゾの素材も、チャリティー団体のゴミ箱から、

レスキュー
アートを追求するクリエーターたちは何も臆することなく、
借りたり
もらったり
拾ったり

普段の生活ではややもすればネガティブに捉えられることを、
実にあっさりと粋にやってしまうんですねぇ


こんなお上品なご婦人たちが、拾ったり、もらったり、ですよ~

そんなストーリーに聞き入るのもデモンストレーションの愉しみです。
自称「拾い屋」の私としては、仲間発見のようで嬉しいです。
(私の拾い屋ぶりはコチラコチラで)


完成

お上品ですから、ドヤ顔なんかしませんから


これはデモンストレーションではかなりの大作で、

華道家が隠れてしまうほど。
このネットも普通の生活で言えば、まちがいなく「ゴミ」でしょう。
どうです、この活き活きとした鮮やかさ


今回、最も感動的だった、ポッコリしたツヤツヤの椿の実と、
同色の菊の組み合わせを、白の菊につなげた連想ゲームのような作品。

すごく「和」なのに、花器はほどよく斑色のブリキ素材。

や・ら・れ・ま・し・た

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