ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ナゾの多いNZの大学進学

2011-02-02 | 海外子育て
昨日は温(16歳)の登校日
と言っても新学期が始まるのは明日からで、新学期から採る選択科目の確認の日でした。


子どもたちの高校は12、13年生は6科目の完全選択性なので、ここでキチっと科目を決めておく必要があります。
(でも6科目って少な過ぎませ~ん?ブツブツ 5科目の高校もあるそう)

今年は希望する学科の時間がまったく重複することがなかったので、5分とかからずに手続き終了~


去年はこのタイミングに日本の高校お受験で帰国していたため、帰ってきてから時間が重複してしまう科目を他の学科に振り替えました。
すでにいっぱいで採れない科目もあり、進学組には不利になる、
家庭科
などを採るハメに 

でも料理に目覚めたのは助かりました。
なんでもやってみるものです


そんな大事な日に見かけない生徒がいたので、先生に尋ねてみると、
「あ~、彼らは大学に行ったよ。」
と、あっさり




この国には大学入試はなく、高校時代の成績次第で大学入学資格が得られるため、一種の単位制からなる「持ち点」が十分で大学側が受け入れさえすれば、高校を卒業していなくてもそのまま進学できます。
(卒業に対する概念が非常~に希薄な制度?お国柄?でもあり、さまざまな理由で中退していく生徒がたくさーーーーんいます)


高校と大学の両方に通っている生徒もいます。
(自分の得意学科のみ大学で受講して、それ以外は高校生とか)

「この成績だったら、キミも大学に入れたかもね~」
と言われて、温もビックリ


温の成績は決してトップクラスなどというものではなく、高校時代の成績を問う日本のお受験に合わせて全教科がんばり出したような状態です。



それでも入れたかもしれないって????
う~ん、ナゾ!


今年からオークランド大学は財政の逼迫から入学する生徒数を絞ったので、今年卒業した受験組はけっこうヒヤヒヤだたっというのに。
そこにすんなり入れてしまう12年生もいるということは、
どーゆーことなんでしょう?
(単位が足りているという理屈はあるにしても・・・・)


温本人はニッポンのことしか頭にないので、
「その手があったか~
という感じでもないのですが、ここでの進学を目指す場合はホントーによく状況を把握しておく必要がありそうです。

(進路指導もあるのですが、日本とは制度も違うためかなり「指導」のイメージが違うのではないかと思います。進学しない生徒の方が多いので、「進路」=専門学校や職業訓練校の斡旋だったりもします)


耳ダンボで聞いている善(13歳)はここでの進学を希望
どうなりますやら?



やや涼しくなってきたせいか、小スズメのおねだり猛攻
「これならすぐに食べ終わらないだろう

と、乾麺を一本そのまま出してみました~



(いつもは切って出してあげるのですが。その様子はココでもどうぞ)


みんなで変わりばんこに先を折っては食べ、食べては取られ、
取られては取り返しと

2分ぐらいはもったかな~