ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

コーンウォールパーク・スクール・フェア

2008-04-13 | 外出・買い物
毎年、興味津々でいながら一度も行ったことがなかった、
コーンウォールパーク・スクールという小学校の、スクール・フェアに行ってきました。


いやぁ、もう感動の嵐><!!!!
とても日記でサクっと言えないので、ぜひメルマガの連載にして・・・
(と言って実現しなかった企画、多々アリですが ̄~ ̄;)
と思ってしまうくらいの大感動体験でした♪

(かなり本格的なジャズバンドの演奏もあって、ついつい踊り出す人たちも・・・これが小学校の校庭ですよ~´m`v→
他にも企画が盛りだくさんで、ホントに感心しました。抜群の集客力もうなずけます)

「きっと政府はこんな学校運営を理想としているんだろうな~」
と深遠なことを考えつつ、パクパク食べたり、サクサク買ったりして2時間たぁ~っぷりエンジョイしてきました。

ここでちょっと解説など。
ニュージーランドのスクール・フェアと日本の文化祭は根本的に違います。文化祭の目的が文字通り「文化」だとすれば、スクール・フェアの目的は、カッコよく言えば「資金調達」、本音で言えば、
「金儲け!」なのです。

驚かれるかもしれませんが、この国では公立校といえども学校法人化されており、学区内の「親の懐具合」に合わせて政府からの補助金が変わります。(「親の懐具合」は世論調査に基づきます)

つまり、高級住宅街などと言われる場所にある小学校には、一般教員の給与や学校の施設維持費など最低限の補助金しか支払われず、音楽や体育の教師は学校が独自に資金を集めて雇うことになります。

(←「ホワイト・エレファント(白い象)」と呼ばれるガラクタ市。
プールサイドでやっちゃうこの合理性 
なのでどんなに大きな物もディスプレイできてます・・・)

・・・例えば「窓」とか手前の「ドア」とか@@→
リードライトと呼ばれるステンドグラス風の窓は戦前の建物から外してきたのでしょう。保存が良いものはアンティーク扱いで、かなりお高いです)

コーンウォールはどう見ても補助金僅少地域でしょう┐(  ̄ー ̄)┌
ですからスクール・フェアでいくら集められるかで、親から徴収する寄付金(性格上ほぼ強制)の額が変わってきます。

となれば、ここはもうがんばるっきゃないと・・・`へ´v
いいですね~、このノリ。運営手腕の洗練さに惚れ惚れしました。
こんな学校だったら、私も進んで運営委員会に入ってましたよ~!

屋台も非常に効率的で大人数を扱うのはお手のもの風。

さすが
本当においしくて、家族全員大満足!


これで毎年参加、決定です!

「でもボク、自分の学校のの方が好きだけどね。」
と、中学に進学してから盛んに小学校を懐かしんでいる善(11歳)が小さくつぶやいてましたが´m`; (そっちも行くけどさ~)

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