ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

グレートオーシャンロード+アデレード3回目行:メリ海洋保護区

2023年08月06日 | オーストラリア:シップレックコースト

2022年11月のオーストラリア
ビクトリア州。全長243kmの
グレートオーシャンロードを
走破し、あとはひたすら西へ


4日目はグレートオーシャン
ロードの終点シップレックコ
ーストのワーナンブール観光


というか海岸沿いをあてもな
く歩いていただけですが(笑)


サウスワーナンブール湿地



ここは全国的に見ても重要な
湿地で、50種類以上の鳥類が
ここを棲み処としており、絶
滅危惧種で、インコでは珍し
く渡りをするアカハラワカバ
インコも生息しているそう


渡る先は約240km離れた、タ
スマニア島なんだそうです。


ピッカーリング岬という所に



メリ川の河口。橋はメリ橋。



見たこともない水の色です。



この先はメリ海洋保護区のた
め、厳重に管理された上での
自然で、不思議な、美しい色

カモメがたくさん集まってい
て色が違う場所は餌場なのか


子どもが集めていたのはネプ
チューンズネックレスかな

NZやオーストラリアに生息
するネックレスのように粒々
が連なる海藻が見られる岩場


どこも歩きやすい遊歩道で、
フラりと立ち寄るのもいい



沖合には小さな島が2つあり



緑多い沖のミドル島はオース
トラリアにしかいない世界最
小のリトルペンギンの生息地

背の高さ30cm、体重1kgとい
う小ささはまさに鳥サイズ


2005年には数羽にまで激減
してしまったそうですが、そ
の後のキツネ狩りで個体数が
回復し、両島とも渡れないよ
うにすることで保護を強化中

(※キツネ駆除はこのためか)


手前のメリ島の端にそれらし
き小さな鳥が林立している

な~んてラッキー


と思ったら、あの白黒の鳥は



ウのマミジロウで大笑いの巻

リトルペンギンかとつい期
待してしまいましたが、そん
なに簡単には会えないのかな


最後の氷河期のピークだった
2万年前頃、目の前の海面は
今より100ⅿも下にあったそ
うで、ぬかるみの中、タスマ
ニア島まで歩けたそうです。



周辺の岩場は風に運ばれた砂
が堆積して固まった風成岩と
いうもので、風雨に脆く年間
4cmの勢いで浸食されている
そう。これに比べれば十二使
の石灰岩は遥かに硬いとか



普段は地球の営みなど考える
ことすらないのに、オースト
ラリアに来るとつい考える



そんな光景に溢れています。



コメント
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