ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

グレートオーシャンロード+アデレード3回目行:植民地の光と影グリフィス島

2023年08月08日 | オーストラリア:シップレックコースト

2022年11月のオーストラリア
ビクトリア州。ハイライトだ
った全長243kmのグレートオ
ーシャンロードを走破しても
まだまだ旅の楽しみが続く。


これが大陸のいいところなの
だろうか、とも思う。4日目
午後はポートフェアリーの南
端に位置するグリフィス島へ



1周約3km。ゆっくり歩いた
ら1時間のコースだそうで、
グルっと周ってみることに

目指すのは先端にある灯台


どこかの段階で徹底的な治水
をしたらしく、バス海峡の荒
波への対策が講じられている
よう。島は生物保護区指定。



ピッカーリング岬とはまた違
う水の色。透明感が美しい



灯台まで時計回りなら1km超
半時計周りなら2km弱です。



まずは整備された時計回りへ



環境の変化を最小限にしつつ
生態系保全を図っているのか



かつての桟橋跡のよう。今は
干潟になっていてほぼ陸地に



モイン川の河口。海に突き出
ているのは導流堤(海に注ぐ河
川の水流を安定させるための
堤防)のよう。ゴールドコー
スト
で見たのと似ています

👆ここはシーウェイに相当か


手前が湾の海水。奥がモイン川



導流堤の鮮やかなコケに南端
の町の春の訪れを感じます。



この先はポートフェアリー湾

そしてバス海峡


こんなに愛らしい灯台とは

ポートフェアリー灯台


コロナ禍中にペンキを塗り替
えたのか、青空に映えます。



灯台を過ぎて、さらに先へ。



防波堤の内側にミヤコドリ



かつての石切り場

整備も地産地消だったのか


この島に名を冠するポートフ
ェアリーの名士キャプテン・
グリフィス。タスマニア島か
らポートフェアリーと西のポ
ートランドに初めて白人入植
者を連れてきた人物だそう。



1836年にはこの島に捕鯨基地
を建設し、造船や交易等幅広
い事業を手掛けたそうです。


しかし、経済価値が高い地で
あればあるほど先住民との軋
轢も大きく、州南西部では18
30~60年代までユーメララの
戦いと呼ばれる抗争が続き、
おとぎの町にもアボリジナル
迫害を繰り返した暗い歴史が


植民地の光と影が凝縮された
ような島ですが、今は何もな
い静かな地。後半は自然豊か



島でも次々に風景が変わり、



最後は草原のような所を行き
コンクリートについた鳥の足
跡(偶然?)をたどっていくと




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