ニュージーランド移住記録:みたび

移住は帰らなくてもいい終わりのない旅。人生そのものも旅。そして気づき始めたあの世への旅。旅と夢限定ブログ

グレートオーシャンロード+アデレード3回目行:おとぎの町ポートフェアリー

2023年08月07日 | オーストラリア:シップレックコースト

2022年11月のオーストラリア
ビクトリア州。全長243kmの
グレートオーシャンロードを
走破した後、旅の4日目はシ
ップレックコーストを西へ


30分ほどで到着したのは難破
海岸
、シップレックコースト
の最終地点ポートフェアリー



19世紀のまま時が止まったよ
うな小さな町。人口約3,000人



白亜の建物はオーク&アンカー
町のアイコン的ホテルのよう

1857年頃に建てられ、ロイヤ
ルオークやコマーシャルとい
う名で営業していた歴史的建
造物指定のブティックホテル


ステキだけど1泊5万円前後
でも週末は6室全室満室にな
るというのだから、スゴい。


19世紀の方が今より人口が多
く、町が栄えていたのを彷彿
とさせる、古の建物の大きさ

十字路に建つパブ兼ホテル、
スター・オブ・ザ・ウェスト


特徴的なドアの上の明かり窓



1856年に完成したシンプル
で華麗なジョージアン様式。
こちらも歴史的建造物指定で
すが1泊1万円以下です(笑)


アールヌーボーの窓がステキ

これは後付けなんだろうか


植民地らしく本国の流行のい
いとこ取り。でも時代がズレ
ていたり資金不足だったり

それもまたコロニアル様式か


これも同じ頃の建物らしく、
レンガではなく石造りです。



やって来たカフェの『本日の
スペシャル』は見事に空欄

でもモザイクが素晴らしい


コーヒーブレイクなのでコー
ヒーがあれば十分なのです。



でも夫曰くは運転には甘い物
が欠かせないんだそうです。



ポートフェアリー・フォーク
フェス
なるものがあるそう。

3月の開催を11月から宣伝し
ているところをみると町のメ
インイベントなんでしょう。


おとぎ話のようなフェアリー
(妖精)という名がどこから来
たのかと興味を持つと、1828
年にやってきたアザラシ漁船
フェアリー号の船長の命名と
いう説があり、1835年には地
名として定着していたそう。


しかし、1843年にシドニー
から来た弁護士ジェームス・
アトキンソンが測量後に一帯
の土地を買い上げ、排水や区
画整理を行い河港まで建設し
た後、故郷の北アイルランド
にちなみベルファストと命名

(※カフェ店内にあった測量当
時の古い地図には2つの地名)


地元のポートフェアリー郵便
局は1854年にベルファスト郵
便局に改名し(させられ?)18
87年に再び元に戻ったそう。


シドニーのイケイケ弁護士が
札束を携えて大規模不動産
開発に乗り出したのも、地元
民には不服だったはずで、地
名の変遷に地元愛への意地が
垣間見えた気がしました


地元民で混み合う活気ある、
ミルというカフェでした。



日中でも静かなもので地方の
町らしく老人が目立ちます。



古色蒼然な菓子屋



カフェはどこも閉店が早い



かつては銀行だったのではな
いかと思われる大きな建物。
今はカクテルバーでした🍸

地方での酒の重要性を実感す
るような規模の店構えです。


コメント
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