のんびり食堂

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ダークナイト

2008-09-07 02:27:08 | 映画
ダークナイトを見た。

昼間にバットマンビギンズをようやくDVDで見ることが出来たので、夜、仕事で品川まで行った帰りに品川プリンスの映画館に寄った。

世界有数の大富豪でゴッサムシティの有力者であるブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)はバットマンとして、犯罪やマフィア、汚職と戦っている。
そんなある日、悪を憎み正義に溢れた検事(アーロン・エッカート)が現れる。ブルースは一時はバットマンを引退しようと考えるが、狂気に満ちたジョーカー(ヒース・レジャー)によって街は混乱に陥り、悩みながらも戦うことを選ぶ。

バットマンシリーズはジョージ・クルーニーのバットマン以外、全て見ている。
初めて一人で行った映画もバットマンシリーズだった。


今回、映画のタイトルにバットマンと名前はなく、「ダークナイト」という名前の理由は最後まで見て納得。バットマンはヒーローではなく、悪を忌み、戦う者なのである。そしてこの映画はバットマンを焦点に当てた内容の映画ではなく、「悪とは何か、犯罪は消えないのか」と問う映画であった。


今回バットマン演じるクリスチャン・ベールは年々、渋みも増しハンサムになっている気がする。
プレイボーイを演じる普段のブルースはホントにカッコいい。出来ることならバットマンスーツを着ずにアクションをやって欲しかった(それでは「バットマン」の意味がないのだけど)。

で、「幸せのレシピ」では全く何とも思わなかったアーロン・エッカートも今回とても素敵に見えた。(もしかするとワタシはスーツ姿に弱いのかも…。)

そして今回映画を見に行った目的でもあるジョーカー演じるヒース・レジャーはホントに狂気に溢れ、ジョーカーそのものだった。ヒースを見に行ったハズなのにヒースではなく「ジョーカー」を見た。
警官に紛れた時ジョーカーの化粧を落としている。ホントに一瞬しか分からなかったけど、その時に「あ、ジョーカーはやはりヒースが演じてたんだ」と思ったくらい。
最後のクレジットで「ヒースに捧ぐ」とあってホントに切なくなった…。
ジョーカーを演じたことで彼は不眠に陥ったと聞いていただけに、ファンとしてはこの映画が正直、彼の寿命を縮めた原因と感じて実際に見るのが怖がったけど、結果としてもう彼はこの世に居らず、彼の残したものは大きく、大切にしたいと思う。それにしても、彼が亡くなって本当に哀しい…。

I missed him...

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