牛久市長 沼田かずとしのブログ

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12月議会報告

2013年12月16日 18時28分08秒 | 議会報告
12月定例議会において、提出された議案及び意見書並びに私の一般質問について報告いたします。

 初めは、意見書案第6号「特定秘密保護法案の慎重審議を求める意見書」の提出についてであります。
 残念ながら、特定秘密保護法は、皆さんもご存知の通り、先の臨時国会で成立してしまいましたが、この意見書は、特定秘密保護法案を審議する上で、牛久市議会の意見として、慎重に審議するように国に働きかけるものです。
 私は、この意見書に対する議会運営委員の説明や意見書の内容から判断して、当初、賛成するつもりでした。
 しかし、私は、この意見書に対する賛成討論、及び反対討論を聞いて、結果的に反対しました。
 理由は、賛成討論の内容が、「特定秘密保護法安は悪法であるが故に、法案自体を撤回するべきである」とのニュアンスが強調され、慎重審議を求める意見書の趣旨と賛成討論の趣旨とがかみ合っていないこと、また、反対討論の内容も「政府の主張をそのまま代弁している」と感じられたからです。
ちなみに、特定秘密保護法に対する私の考え方は、機密の漏洩に対する何らかの歯止めは必要であるが、国民に対して法案の内容の説明が不十分であること、秘密の対象とされる分野が曖昧であること、審議そのものを急がずにじっくりと時間をかけて、国民に法案の必要性を浸透させること等が大切であると考えます。

 次は、意見書案第5号「軽自動車税の据え置きを求める意見書」の提出についてです。
 テレビや新聞でも最近よく報道されていますが、この意見書は、軽自動車の税金を引き上げようという国の動きに対して、牛久市議会として、引き上げをしないように国に求めるものです。
 一昔前と違い、軽自動車は、普通車に比べて税金が割安であることから多くの国民に重宝されており、私も賛成の立場から、この意見書の提出はとても重要であると考えています。
 しかし、この意見書が付託された総務常任委員会の審議においては、「国側で、まだ新たな税額が定まっていない」との理由で、継続審議の扱いとなりました。
つまり、この意見書の賛否の判断は、3月議会まで持ち越すべきというものです。
 そういう訳で、この意見書に関する議会最終日の本会議場における採決も、継続審議の扱いに賛成するのか?それとも反対するのか?をいうものでありました。
 私は、「国側で税額がまだ決まっていない段階の今こそ、意見書を提出すべきである」との判断から、継続の扱いに反対をしました。

 次に、執行部から提出された議案に対しては、来年4月から消費税が上がることに伴っての条例改正が主でありました。

 最後に、私の一般質問について、趣旨と結果のみを掲載致します。
 1点目が「ひたち野地区の中学校建設について」
 Q:ひたち野地区の児童が増えているため、中学校の建設計画を検討してはどうか?
 A:下根中学校の増築で対応するため、検討しない。

 2点目が「Wi-Fi環境の整備について」
 Q:本市の公共施設にWi-Fi環境を整備すれば、利用者の年齢層も広がるため、市民が利用しやすい環境になると考える。そのため、公共施設にWi-Fi環境の整備を検討するべきでは?
 A:今後検討する。


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