昔、よく上司に言われたものです。
「営業は商品を売るんじゃない。自分を売るんだ!」
でも、これ、本当ですか?
商品知識が豊富にあって、お客様に商品を買っていただいて、
結果として自分が売れる-そんな気がしますがどうでしょうか。
先日ある「営業セミナー」とういうのに出ました。
まさに「自分を売る」ためのセミナーでした。
でも驚いたのは、「自分を売る」ための方法です。
「SEOをやる」、「電話をフリーダイヤルにする」、挙句の果ては
何と「他人が書いた本に自分の名前を入れて出版する」、など
すばらしい「自分売り」ツールのオンパレードでした。
仏作って魂入れず、ということわざがありますが、何か大切なことが
忘れられているような気がしてなりません。
コピー機のセールスマンから私たち士業の営業まで、一貫して言える
ことは「商品知識なくして営業なし」ということです。
商品知識や専門知識がいい加減では、いくら「自分」を売ろうとしても
売れるものではありません。
商品知識や専門知識が潤沢であることが自信につながって、
商品が売れ、お客様に喜んでいただいて、気がついてみたら
結果として自分が売れていた-そんなものだと思うのですが、
いかがでしょうか。
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