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埼玉県内市役所 女性管理職割合ランキング2023-現状と課題

2024年08月01日 | 市政・議会・活動など

内閣府男女共同参画局のホームページをもとに埼玉県内40市の市役所管理職員に占める女性の割合(2023年度)をランキング形式でまとめてみました。

草加市の管理職182人に占める女性管理職は31人で 17.0%です。県内40市中の12位でした。

女性管理職割合のトップは、昨年度に引き続き蓮田市の27.6%(女性21人/管理職76人)で、2位は新座市の23.5%(女性20人/管理職85人)、3位は志木市の23.0%(女性17人/管理職74人) でした。4位は管理職が895人で最多のさいたま市が22.3%(女性200人)となりました。

※記事の最後に全40市の一覧があります

 

■管理職に占める女性割合の推移

内閣府男女共同参画局の公表データが確認できる2016年度からの推移をグラフにしました。(下参照)

埼玉県内40市の管理職総数と女性管理職総数から算出した管理職に占める女性の割合の県内40市平均(青い折線)は、2016年度の12.9%から、2023年度の16.4%まで少しずつ上昇しています。各自治体の女性活躍推進に向けた取り組みが少しずつ実を結び始めていることを示唆していますが、依然として2割にも達していません。

草加市役所の女性管理職人数は、2016年度の25人から徐々に増えて、2021年度には最多の34人となりました。その後、2022年度は32人、2023年度は31人と減少しています。結果、管理職に占める女性の割合(赤い折線)も、40市平均は上回っていますが、2021年度に最多の18.3%まで上昇して以降の2年間は17%で横ばいです。

 

 

埼玉県内における女性管理職の割合は、全体として少しずつ増加傾向にあるものの、自治体間で大きな差が見られます。草加市は増加が停滞しているという課題を抱えています。今後、組織全体で意識改革を進め、女性職員をはじめ職員全体が働きやすい環境を整備することが重要です。

 

 

市役所管理職に占める女性の割合 埼玉県内市ランキング(2023年度)

順位 自治体名
女性管理職
(人)

割合

前年度比
1 蓮田市 21 27.6% -1.0%
2 新座市 20 23.5% 4.7%
3 志木市 17 23.0% 3.6%
4 さいたま市 200 22.3% -0.2%
5 秩父市 30 22.2% -2.6%
6 加須市 14 19.2% 2.5%
7 上尾市 39 18.8% 1.3%
8 三郷市 19 17.9% 1.6%
9 和光市 11 17.7% 1.6%
10 鴻巣市 17 17.5% -3.5%
11 久喜市 20 17.1% 2.6%
12 草加市 31 17.0% 0.0%
13 川口市 60 16.9% 1.5%
14 狭山市 15 16.3% 0.9%
15 東松山市 18 16.1% 2.1%
16 所沢市 30 15.9% 1.0%
17 桶川市 11 15.9% 1.2%
18 春日部市 32 15.5% 0.0%
19 ふじみ野市 9 14.5% 4.3%
20 飯能市 10 13.9% -0.8%
21 越谷市 36 13.7% -1.3%
22 川越市 20 13.3% 0.5%
23 八潮市 10 13.3% 1.3%
24 坂戸市 10 13.0% 2.9%
25 朝霞市 10 12.2% -0.1%
26 戸田市 12 12.1% -4.2%
27 入間市 12 12.1% -2.0%
28 幸手市 5 11.9% 2.6%
29 白岡市 4 11.4% -4.8%
30 富士見市 7 10.9% -1.6%
31 蕨市 8 10.7% 1.1%
32 羽生市 5 10.4% 1.1%
33 本庄市 6 10.0% 1.8%
34 熊谷市 11 9.8% 0.0%
35 吉川市 4 9.8% -2.4%
36 鶴ヶ島市 4 8.7% -6.9%
37 北本市 3 7.7% -3.1%
38 深谷市 6 6.5% 0.3%
39 日高市 2 5.0% 0.0%
40 行田市 3 3.8% 1.2%

※内閣府男女共同参画局ホームページをもとに佐藤が作成

 

 

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