家の電話が鳴って、「ちわ~、サカナ屋です」。
集合住宅の裏口に来る前に、電話を入れてくれるのです。
それから、ゴミを持って外階段を下りていきます。
ゴミ倉庫に放り込んで裏口から道路へ。
ほぼ同時にサカナ屋さんのミニトラが着く、という寸法。
時間はたいてい夕方5時頃です。
寒いね~。「ほんと寒いっすね~」。
このところの挨拶は決まってそれ。
風があるときは、風が冷たいねえ~、「ほんと冷たいっすよ~」。
挨拶だけだと、サカナ屋さんというよりオウム屋さんとの会話。
もちろん、それだけでなく世間話も。
わたしにとっては、サカナの知識を仕入れる場でもあります。
「今日の刺し身、マグロの別れ身とガサを持ってきました」。
ガサ? 聞いたことないけど・・・。
「地方での呼び名ですけどね。メバルの仲間かな。ネットで検索してみてくださいよ」
あとは、サケのカマをもらうかな。「毎度、あり~っ!」。
週に2回来るので、1回にだいたい3~4品購入します。
若い頃は肉派、年をとるにつれ魚派に回帰・・・先祖返りです。