ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

ふるあめりかに袖はぬらさじ

2013-02-25 | 日記


訪米中の首相と米大統領の写真が一面に大きく出ていました。
向こうの新聞では、たいしたニュースの扱いではなかった・・・・。
記事中にそうも書いてありましたが。

こちらが思っているほどあちらは日本のことを思っているわけではない。
ずいぶん以前からそう言われていながら、恋しや主人様なのでしょうか。
そういえば尻尾を振ってポチと揶揄された首相もいましたね。

今回も首相の満面の笑みも、ご主人様に褒められて喜んでいるみたいでした。
いつまでも自立できない日本のわたし・・・・。
もっとも本人は微塵もそうは思っていないのでしょうが。

そしたら、頭の中に、ふるあめりかに袖はぬらさじ・・・・。
突然の雨のようにその言葉が降ってきたのです。
自分でも、何だ、これは、という感じでした。

それだけのことなのですが、上の句が思い出せません。
いや、和歌であるのかどうかも判然としなかったのです。
調べてみたら有吉佐和子の小説のタイトルでした。

有吉佐和子といえば「恍惚の人」「華岡青洲の妻」「紀の川」などが有名。
でも、いずれも読んだことはありません。ふるあめりか・・・・も。

ふるあめりか・・・・はシアター歌舞伎にもなっているようです。
たぶん、その広告か何かで見たタイトルが記憶に残っていたのかもしれません。
幕末の頃、アメリカ人に見初められた遊女が、それを嫌がって自殺してしまう話。

実話かどうかわかりません。
ただ、和歌そのものは今回初めて知った気がします。
これまた著者の作なのかわかりませんが、かけことばが幾重にもなって面白いと思いました。

露をだに厭う大和の女郎花、ふるあめりかに袖はぬらさじ

冒頭のペンギンのGIFアニメはこれと何の関係もありません。
ただ、叩かれているのが日本のようだったので・・・・。

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