日が長くなったね~。
事務所を閉めて帰る時、口々にそんな言葉を交わすこの頃です。
昨日は立春、春の気たつを以て也。
家近くの公園の紅梅がだいぶ咲いていました。
並ぶ白梅のほうはまだちらほらです。
梅たちよ、あるじなしとて春な忘れそ・・・・。
梅で、現役時代、地方勤務の頃を思い出しました。
いえね、道真のように左遷じゃないですよ。
しかも、咲き匂う梅の思い出ではありません。
飲む梅の話です。梅酒?
ではなくて、越乃寒梅という地酒。
越の三梅、といって他に雪中梅、峰乃白梅がありました。
三梅ではありませんが、越の寒中梅、というのもありました。
変わった酒の名では越路吹雪・・・・歌手なら聞いたことあるけど?
スキー正宗・・・・飲んだら滑って転びそうです。
雪男・・・・飲みたくないですねえ、雪女ならともかく。
2次会などに行くと、一升瓶ごと冷やした越乃寒梅がテーブルにドン!
それでたしか5千円だったと記憶しています。
それをみんなで注いでコップ酒、4,5人で行けばあっという間でした。
外へ出れば降りしきる雪・・・・。
そんな記憶もすでに遠く、降る雪や昭和も遠くなりにけり、です。
春めくややぶありて雪ありて雪 一茶
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