中山間地域の景観保全と野生生物とのすみ分けを目的にしたカウベルト(牛の放牧帯)が二十日、魚津市稗畠に設置された。同所のカウベルト設置は二年目で、昨年放牧された雌牛の「レイコ」と「サワコ」が再び、放牧地に帰ってきた。
昨年のカウベルト実施では、牛を警戒した野猿が放牧地付近の畑に近づかず、野猿被害が減る効果もあった。住民は二頭の牛に愛情を寄せながら、効果に期待している。
昨年までは県の事業だったが、ことしから地元の稗畠営農組合が事業主体となる。放牧地を二カ所に増やし、牛が食べる草の成長に応じて放牧地を変える転牧を取り入れた。
ソーラー電気柵で囲まれた放牧地は面積約一ヘクタールと五十アール。二頭(ともに五歳)は新川育成牧場から借り受けた。十一月末ごろまで放牧を続ける。牛の餌などは営農組合が管理し、県東部家畜保健衛生所が月一回程度、健康状態をチェックする。
(富山県)
中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/article/toyama/20080621/CK2008062102000198.html
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ソーラー電気柵で囲まれた放牧地は面積約一ヘクタールと五十アール。二頭(ともに五歳)は新川育成牧場から借り受けた。十一月末ごろまで放牧を続ける。牛の餌などは営農組合が管理し、県東部家畜保健衛生所が月一回程度、健康状態をチェックする。
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