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【080228】シカ対策で全農地囲う防護柵設置へ 茅野・笹原区

2008年03月01日 | 獣害-対策:シカ・イノシシ
 茅野市湖東の笹原区は今年から、深刻化するシカによる農作物の被害対策として、同区の農地全体約90ヘクタールを囲う防護柵の設置を始める。柵は金網を張った高さ1・8メートルで、全長は約4キロ。今年は春に農地北側の約1・4キロ分を設置する計画だ。

 同区の鳥獣害対策委員会の中島一男委員長(60)らによると、シカによる農作物の食害や踏み荒らしは5年ほど前から区内で急増。昨年度は約7ヘクタールに被害があった。また、これまでに被害を受けたことから、約3ヘクタールで耕作が放棄され、合わせて同地区の農地1割余に影響が及んでいる。本年度は集落内の家庭菜園にも被害が出たという。

 これまでは個人単位で柵を張っていたが、より効果を上げようと、集落の農地全体を囲うことにした。1・4キロ分の設置費用は400万円弱を見込み、半分を国などの補助金、残りは区費で賄う。

 26日夜には笹原公民館でシカ食害についての区民向け研修会が開かれた。県諏訪地方事務所の林務課と農政課の職員が講師を務め、集落ぐるみの対策について説明。シカの生態などのほか、諏訪市中洲神宮寺地区での防護柵設置事例や柵の維持管理について話した。

信濃毎日新聞
http://www.shinmai.co.jp/news/20080228/KT080226GII090016000022.htm

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