goo blog サービス終了のお知らせ 

星とか日々とか

ブログはじめました/2011/12/10

ツバメ 寒い夜、並んでしのぐ   2025年4月15日

2025-04-15 23:30:32 | ツバメ

夕方通勤電車の中からスマホで車庫のカメラの画像を見たときには、一羽しかいなかったので、今日は相方は戻らないのか、と思いながら帰宅しました。

駅に降り立つとみぞれが舞ってきそうな寒さ、

一羽しか見えなかったツバメは、なんと二羽が一つの留場でぴったりと寄り添い仲良く休んでいました。(カメラは横方向に取り付けてあるので、重なっていた二羽が一羽に見えていた)

毛をまん丸くふかふかに立てているのでかなり寒いのでしょうね。長野駅前では今日桜が満開、けれどそこから30キロ北の当地はたいへん寒い夜です。今午後11時過ぎで外の気温は0.4℃、長距離を飛んできて体力を使っている夏鳥のツバメたちにとっては厳しい試練だと思います

先日4月12日の記事で、

この二羽、昨年も来てくれたペアの可能性が大きいと書きました。その理由として

①昨年と留まる場所が同じ(過去に来たツバメは、その都度それぞれが気に入った場所に留まっていて、この場所を2羽で選んだのは私の記憶にある限りでは昨年と今年だけ)

②一羽の左尾羽が欠損している(ように見える)

③私が真下付近まで行っても、怖がる様子はない

このうち②の左尾羽の件ですが、上の写真のとおり尾羽の欠損はなく正常です。ただツバメの換羽(換毛)に関する情報を集めてみると、「換羽によりすべての羽が替わる」らしく故に尾羽が元通りになることはむしろ正常であり、欠けたままの状態が年越しで継続することは無さそうだと分かりました。

そうすると今回のペアは、昨年と同じ子たち、或いは別の個体? それについては①と③に加え、

④上の写真で雄と思われる壁際の子が、昨日は自分の留場を「譲って」奥に行っていた

⑤小さな動作やしぐさなども昨年のペアと殆ど変わらず、またピピーィ!という警戒音の鳴き声は殆ど出さない

など、外観での同定が困難(ほかの野鳥もそうですが素人の私では不可能)ではあるものの二羽の様子からすると、私としては昨年と同じ個体だと考えています。

どうやって遠い遠い南国から飛んでくるのか、まだ詳しいことは分かっていないようです。それに人間には区別のつかない多数の個体の中から自分の相方やヒナを見分けるのはどうやって、など不思議なことだらけです。ともかく我が家の車庫で今年も巣作りと子育てをするのだと思いますが、静かに見守っていきます。

昨年は2回目のヒナがもうすぐ巣立ちというところで、カラスの襲撃にあってしまいました。今年はその対策を現在思案中です

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年のツバメ来訪     2025年4月12日

2025-04-12 23:29:21 | ツバメ

今年のツバメ今日の午後車庫に来てくれました!  この付近で今シーズン最初のツバメが飛んでいるのを見かけたのが3月27日、その後気温の低い日が多く不安定な天候が続いていたためでしょうか、我が家への来訪は昨年(3月31日)より12日遅かったです

今日は自治会の会議があって外出中、その会議の合間に車庫の遠隔カメラの画像を確認すると、、居ました!(上の写真)

夜7時に帰宅して、車庫に行ってみると2羽が仲良く並んで休んでいました。奥の子は、すでにウトウトと眠り始めて。

この2羽、昨年も来てくれたペアの可能性が大きいです。その理由は

①昨年と留まる場所が同じ(過去に来たツバメは、その都度それぞれが気に入った場所に留まっていて、この場所を2羽で選んだのは私の記憶にある限りでは昨年と今年だけ)

②手前の子の左尾羽が欠損している(ように見える)

③私が真下付近まで行っても、怖がる様子はない

 下の写真は昨年4月の様子、今年と同じ場所に留まっています

 もし②が事実なら昨年のペアの可能性が極めて大きいです。昨年のペアの雄は、途中で左側の尾羽を失って(理由は不明)片翼でした。

今日訪れたばかりで夜なので、刺激しないようにゆっくり観察するのはやめて明日以降、落ち着いたら確認したいと思います

下の写真は昨年7月、右がオス。左尾羽が少し無くなっています。だたしそれを感じさせないほど素晴らしい飛行の名手でした

もし昨年のペアであったらそれは奇跡に近いことだし、またそうではなくても、縁あって我が家の車庫を選んでくれた2羽にできるだけ安心して子育てができるように見守りたいです

ともかく、遥か遠くの国からよく来てくれたね

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

やっと早春   2025年4月6日

2025-04-06 23:12:17 | 

3月27日の驚異的に暑い一日のあとは一気に気温が下がったり上がったり、過ぎてみれば三寒四温かもしれないけれど、温度変化が激しすぎです

もう春は来ないのではないか、と思えるほどの豪雪だった今年の冬ですが、日差しと時折降る雨ですっかり融けてあとわずかになりました

冬の間、雪捨て場に使わせていただいている裏の空地の雪もあと少しだけ、ここには3メートルほどの雪が積もっていました。 小さくなって消えていく雪の山は何となく哀れにも思えます

太平洋側では、今ソメイヨシノが満開だそうで、テレビニュースでも毎日その様子や桜前線の解説をしていますが、北信濃ではまだまだ先、桜と梅とチューリップは4月末にほぼ同時に咲き、早春から春への移ろいが一気に進みます。それまであと2週間ほどです

例年と同じように日当たりのよい土手に福寿草がたくさん咲いています。この花、一度咲くとその後は茎の成長が先行して、花はしぼんだらそれっきりなのですが、今年は暑さのあと急激な寒さが来たためか、2度綺麗に咲きました

早春の寒さに強い植物と言えば、ダントツの福寿草の他、クロッカスとチューリップ

ふきのとうが花を咲かせ始めていたので摘んでみました。 このくらい成長してからだと天ぷらにちょうど良いのですが量が少なすぎるので、ふき味噌に。ほろ苦さが早春の味覚

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西に沈むオリオン座 25/3/21 ・ 沖縄海洋博公園25/2/25-28   2025年3月23日

2025-03-23 21:17:33 | 沖縄

前回の書き込みから1か月が過ぎてしまいました。。 その間にあれほど降った今年の雪もだいぶ融けて、やっと春が来そうな雰囲気になりました

3月20日、庭にはまだ雪がどっさり。。  けれどその後の暖かさで、一気に融けはじめました。3月22日、庭に今春はじめての福寿草が咲きました

3月21日、夕暮れを過ぎた西の空、オリオンとおおいぬは足早に西の空へ沈もうとしていました。華やかな冬の星座がいなくなり夜空は少し寂しくなるけれど、代わりに東の空にはしし座やおおぐま座などの春の使者が昇ってきています

DATA  2025/3/21  20h41m   SONYα7cⅡ FE16-35mm F4 (32mm F4)   8sec  ISO3200   ProSOFTON(A)


 

三週間前の2月末、豪雪の北信濃を脱出して南国、沖縄海洋博公園に行ってきました (今年は本当に脱出か引っ越ししたくなるくらい雪がたくさん降り、除雪作業はほぼ毎日でした)

 

2月25日 海洋博公園の沖に沈む夕日。向こうは伊江島 

前泊地の羽田から那覇へ約3時間の空路。海洋博公園のある本部町までの移動手段を決めずに那覇空港に降りたったのですが、やんばる急行のバスが1時間半後にあったので、昼食をとってからそれに乗車、料金は2千円でした。自動車道を含めて約100kmの道のりでこの料金はかなりお安いと思います。 今回ANAとホテルがセットになったプランを利用したのですが、こちらもびっくりするくらいリーズナブルでした。オンシーズンではないことも理由の一つだと思います。 ただ北信濃から羽田までの電車(新幹線)と前泊の料金と手間は必要で、特に田舎育ちの私は、東京から品川へ移動してさらに込み合う京急に乗り換えて羽田近辺まで向かうのは何度通ってもなかなか慣れません。。

厳冬の北信濃とは別世界の海洋博公園、花がいっぱい、花一株づつみな人が手で植えて育てているのです。そう考えるとほんとうに凄いし一段ときれい

昨年3月にはじめて公園内の美ら海水族館を訪れてから1年目、ジンベエさん、マンタさんにまた逢えました

人気者の「この子」にもまた逢えました。今回美ら海水族館が用意してくれているアプリとデータを使って、名前がわかりました

この子は「ねずみふぐ」 意外な名前でした

今回は海洋博公園がある本部町に宿泊したため、夕暮れ時まで公園内に滞在することができ、おかげで前回よりもたくさんの体験ができました

その一つ、夕方5時半から始まる、巨大水槽のバックヤード(水槽上部)を見学できる「黒潮体験

大きなジンベエザメが小さく見えるほどの巨大な水槽、普段は見ることができない上からの姿はすごい

まるで巨大なプラントのようです。水槽の中を鳥が滑空するようにマンタがゆったりと泳いでいました


イルカショー

翼があったらそのまま伊江島で飛んでいけそうな、イルカのハイジャンプ。水中からこの高さまで飛び出せる並外れた跳躍力、ジャンプとともに湧き上がる歓声もすごいですが、写真でみると改めてその高さに驚きです


 

広大な敷地の海洋博公園には、美ら海水族館のほかにもいくつか施設があり、今回そちらも見学しました

熱帯ドリームセンター

美しい花の道を通り、その先にも花、そして多くの熱帯の植物とここちよいBGM、まさに夢のようです

屋外展示では、乾燥地帯を模した環境での植物群も見ることができます

沖縄への観光ツアーなどでは、海洋博公園の滞在時間は長くても2時間程度のものが多く(もちろん他の景勝地や史跡の見学も組み込まれているので当然なのですが) 美ら海水族館を足早に見学してお土産を買って終わり、という人が非常に多いのではないかと思います。おそらくこの熱帯の花々は見ないで帰ってしまうのではないでしょうか、とってももったいないです


公園内にはこのほかにも「海洋文化館」があり、こちらでは海洋民族がどのように海を渡ったのか、その方法・技術・文化などが驚くべき精巧な模型と説明で紹介されていて、こちらもすごく見ごたえがあります。

それとこの海洋文化館内のプラネタリウムでは、昨年1月より今年2月28日まで「KAGAYA 銀河鉄道の夜」が上映されていて、訪れた2月27日はあと1日前という幸運に恵まれ、鑑賞することができました。

銀河鉄道の夜はもちろん宮沢賢治の傑作ですが、それを具現化映像化したKAGAYA氏の作品は、そのスケールと美しさで感涙するほどでした。銀河を進む列車が南の端にさしかかるころ、いままで生きるためにさんざん小さな虫を殺めてきたサソリ(南天のさそり座)がイタチに追われて井戸に落ち、自らの命が失われようとするときに「なぜ自分の体をイタチにくれてやらなかったのか」と悔いて祈る描写は、壮大な映像とともに生涯忘れえぬほどの感動を与えてくれました。日本の他の施設でも上映をされているようでしたら、ぜひご覧ください。おススメです (海洋文化館内の展示物とプラネタリウムは、撮影が禁止されているため写真はありません)


2月末まで、美ら海水族館は午後5時30分が入館締め切り、そして6時30分閉館です

閉館まであと10分、外に出るとあたりは暗くなり始めていました。沖縄は北信濃よりかなり西にあるので、夕暮はゆっくりとやってきます

入口のモニュメントがいつのまにかライトアップされていました。こんな珍しい風景が見れるのも夕方まで滞在できたお陰。感謝です

昼間たくさんの人でにぎわっている通路も、殆ど人影はなく静かに暮れていく

夕暮の伊江島


豪雪の北信濃を抜けて、遥々来た沖縄海洋博公園、道端にはブーゲンビリアやハイビスカスが咲いていました。 暖房の消えた寒い我が家に残してきた鉢植えのブーゲンビリアとハイビスカス、それに昨年国際通りで買った種から育てている月桃がどうしているか気がかりでしたが、帰宅してみるとそれほど室温は下がっていなかったようで、みな元気いっぱいでした

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真冬の星座(以前の写真)   2025年2月21日

2025-02-21 23:54:57 | 星空

一羽で来ていたシジュウカラ、先日の書き込みの翌日から再びかなりの積雪に見舞われ、姿を見なくなりました。 元気でいてくれればよいのですが、いやきっとどこかにいる、そう信じています

 

どの家の庭にも、これ以上は積めないというほどの雪の山が出来ています。先ほど少しだけ晴れていたので星景写真を撮ろうと思い立ったのですが、何しろ寒い、一番気温が下がる明け方を待たずに既にマイナス10度、風邪をひきそうなので外から引き返しました。 真冬に撮影した過去の天体写真をざっと眺めてみるとたいへん撮影回数が少ないです。太平洋側と違いこちらでは真冬に晴れる日が非常に少なく、また晴れても雪に阻まれて撮影が難しいなど、真冬はどうしても天体の観望と撮影から遠ざかりがちです。。

随分前(13年前)の写真です

DATA    2012/02/20   21h36m   Canon 5D Mark2 Nikon 14-24mm F2.8(2.8) 15sec  LEE no.4

この近くには川が流れていて、非常に寒い日にはこの写真のように低い霧(もや)が流れてきます

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする