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星とか日々とか

ブログはじめました/2011/12/10

6月の花とツバメ 小さな巣のなかで6羽が大騒ぎ、巣立ちもうすぐ  メス(お母さん)回復    2025年6月4日

2025-06-04 22:11:48 | ツバメ

庭にルピナスが咲いています。 今日は遠くでセミが鳴いていました。 もうそんな季節になりました

6月1日までかなり寒くその後は雨が2日間続いて、親ツバメはずぶ濡れ状態で必死に餌運びをしていました

6月3日

全身が濡れているオス(お父さん) ヒナに餌をあげたあと入念に羽根の手入れと水気取り。 水をはじく羽毛とは言え、これだけ濡れたらやはり相当寒いはず

夜は、オスもメスも泥のように眠っていました。よほど疲れたのでしょうね

ところで、3日前に体調の良くなかったメス(お母さん)が見事に回復しました。 この日はまだ完全ではなさそうでしたが、夕方雨が止んだころから、オスとともに何度も往復してヒナたちに餌を与えていました

もしメスに万一のことがあったら6羽のヒナをオスだけで育てるのは難しいし、或いは遠く南国から飛んで来たのは日本で子育てをするためなのに、それが出来ずに終わったらメスが不憫、などいろいろネガティブなことが頭をよぎりましたが、そうはならずほんとうに良かった

6月4日 今日夕方の様子、巣が小さいというか6羽でバタバタすれば当然ぎっしり、ヒナでいっぱいの状態です。 もう間もなく巣立ち。 近くをうろついているカラスはいまのところ巣に接近する様子は無さそうですが、要警戒

「うわわっ、落ちる落ちる!」 羽根をバタバタと動かして留まる場所や方向を変えたりするたびに、ハラハラします。。 

3日前には具合が良くなかったメス(お母さん)は、今日は薄暗くなり始める夕方7時過ぎに餌をたくさん銜えて戻ってきました。一日に餌運を何度も。 すっかり良くなったのは明らかです。 体調を崩した原因は、やはり急激な寒さと雨ではないかと思います。ただそういう時に決して無理をせず、飛ぶ回数や運ぶ餌を減らして体力を温存し、巣立ち間際のヒナの世話に備えたのではないか、と思います。 自分に万一のことがあれば子孫を残すという唯一の目的が消えることを本能で知っているのかもしれません。 いずれにしろ奇跡的な回復でした

今日の月齢は8.4、満月よりも前にヒナたちは大空へ

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ツバメ ヒナ日々成長   2025年6月1日

2025-06-01 22:00:47 | ツバメ

最初の孵化の日から今週末で3週間、巣立ちが近づいてきています。ヒナたちは日々大きくそして空を飛べる鳥らしく、小さいながらも立派な羽根をバタバタさせたり、羽繕いしたり。狭い巣から落ちそうになりそう

それぞれ個性派ぞろいの顔立ち?

昨日からメスは、昼間あまり外に出ず、夕方暗くなり始める少し前にオスとともに外に飛んで行き餌を運んでいるようですが、量も回数も少なめ。 理由はわかりませんが、昼間何かを警戒しているのか或いは体調を崩しているのかもしれません。昼間オスはメスに「一緒に行こうよ」と自分が餌を捕りに行くときにメスのすぐ傍を飛んで誘いますが、殆ど行かずじっとしています

夜は両方とも毛を目いっぱい立てて丸くなって眠っているので、かなり寒く感じているようです。気温は13度くらい、息が白くなるほどでこの時期としてはかなり低いです。いつもは夜も開けている車庫の窓は、今日は閉めました。メスのことは心配ですが、してあげられるのは風が入らないように窓を閉めて少しは暖かくしてあげることくらいです。。

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ツバメ  ヒナ みんな無事    2025年5月28日

2025-05-28 22:42:50 | ツバメ

ヒナたち、先日落ちて助けた1羽を含めて6羽全部の姿を確認できました。 巣がとても狭く奥にいる子が見えないのでなかなかチャンスが訪れませんでした。どれが落ちてしまった子かは分からないけれど皆元気な様子、何よりです

どれがどの子か、全く同じに見えて分からないです。成長の早さに少し差があるので多少判別はできますが、巣立ちのころには皆同じ姿になっているはずです。親は区別がつくのでしょうか。 西暦2025年5月に縁あって我が家の車庫で生まれた子たち。もうみな目は開いていて中にはくるっとした瞳でじっと見つめる子も。餌をくわえて親が戻ると大騒ぎ

5月21日の猛暑の日に1羽落ちた経験から、出来るだけ頻繁に天井面と屋上の温度を測るようにしていますが、今日のように涼しい日(最高20度くらい)でも、晴れて暖められた屋上側からじわじわとコンクリートのスラブを熱が貫流し、2時間ほど遅れて天井面に達して30度近くまで上昇していることがわかりました。 天敵を避けるために天井の直下にしつらえた巣にはその暑さがすぐに伝わり、加えて今回の巣は車庫の奥にあり空気の流れは大きくなく、ヒナたちはこちらが考える以上に暑苦しいようなので、午後2時以降は外付けコントローラで微風にした扇風機で風を送ってあげ、夜はタイマーで止めています

 

餌を持ってきたお父さん、羽の構造色は時としてこのような鮮やかな青色を見せてくれます

ツバメの足はジェット機の車輪のように、離着陸専用と言えるくらい短くこういった垂直に近い場所に留まるのは得意ではないと思いますが、尾羽を巣の側面に合わせて広げ体を安定させて給餌します。 ツバメの能力や知恵には驚くことばかりです

このペアは、私たちに対して警戒をすることは全くと言ってよいほど無く、夜はすぐ真下まで行ってもぐっすりと眠っています。 けれど子育ての最中はやはりナーバスになることもあります。特にメスのほう。この写真はいつものお母さんよりも気が立っているときの様子


ところで、このgooブログが廃止になるとのことでとても残念、どうするかはまだ決められずにいます。どこかの企業か富豪が「面倒見てやるよ」とオーナになり、このままgooブログが継続する、というのがよいのですけどね。 goo からは2つのブログサイトへの移転案内が来ていますが、さてどうしたものか、使い勝手とかフォローして下さっている方、見に来て下さる多くの方々の動向をもう少しみようと思っています。 みんなが行く方向を選ぶという日本人が割と好む方法を特段選択するつもりはないですが、はやり全体の流れは気になります。もちろん使い勝手も

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西表島 滞在(4月下旬)   2025年5月24日

2025-05-24 21:33:25 | 八重山諸島

1か月以上前のことになりましたが、4月下旬に八重山諸島の西表島に行ってきました

4月19日 北信濃 → 東京

4月20日~25日 西表島4泊・石垣島1泊

帰宅後、遅れていた畑作業ツバメの巣のガードの取り付けなど、また昨日より自宅の外壁改修工事が始まりバタバタとしていてついに今頃になってしまいました。。

西表島の星空、貴重な野鳥たち、そして風景など、 写真がたくさんあって飽きますので、適当に流してご覧ください


 

星空編

今回初めての西表島での宿泊だったのですが、楽しみにしていたものの一つが星空です。西表島は殆どが亜熱帯のジャングルで覆われ人工の明かりが非常に少なく、星空の観望に適しています

西の空に沈む冬の星座と火星、トドゥマリの浜にて 薄曇りで完璧な晴れではないですが、久しぶりに見たこれぞ「星空」といえる風景でした

亜熱帯の浜辺で波の音を聞きながらの星空観望は、雪国育ちの私には覚めないでほしい夢のようでした

DATA 2025/4/22 22h36m SONY14mmF1.8(2.2)   ZV-E1   ISO3200    20sec    self-made soft filter

からす座の真下には、丁度南十字座が水平線近くにあるはずですが、撮影した場所は南側の低空は見えないため観望はできませんでした。もし波照間島が見える島の南側にいたならよく見えていたと思います

DATA 2025/4/22 23h00m SONY14mmF1.8(2.2)   ZV-E1   ISO3200    20sec self-made soft filter

西表島は北緯24度、北信濃にある私の家とは約12度の差があり、いつもは見上げる高さの北極星と北斗七星が非常に低いところにあります

DATA 2025/4/22 23h19m SIGMA20mmF1.4(2.2)   α7cⅡ   ISO3200    15sec    self-made soft filter + Prosofton-clear

4月22日 ヤエヤマヒメボタルの観察会に出かけた帰りに田園で撮影した、西の空に沈むオリオン座です。 自宅から遥か1900キロ以上離れた亜熱帯で見慣れた星座に逢うと、不思議と近所の田んぼで星空を見ているような錯覚を覚えます

ヤエヤマヒメボタルの生息地は、許可を得たガイドさん同行でなければ立ち入りできず、またスマホを含めて光を発する機器類は使用禁止です。 歩く時もガイドさんが持つ小さな赤い灯りのみ、ただし「舗装してある道の真ん中を歩くように、脇は歩かないこと」と言われました。 夜はハブが活動するだからです。 サキシマハブは大人しい性質で、向こうから襲ってくることは少ないとされているようですが、尻尾を踏んだりすれば当然噛みつくので用心

DATA 2025/4/22 20h07m SIGMA20mmF1.4(1.4)   α7cⅡ   ISO12800    1/2sec    self-made soft filter + Prosofton-clear

 

羽田へ戻る最終日の前日は、西表島から石垣島に移動して1泊でした。 西表島からの定期船が定刻で運航なら石垣発の午後の便に乗れなくもないですが、海が荒れれば× なので石垣島に前泊はほぼ必須だと思います

最後の夜は曇り、低いところまで雲が流れていて星空は肉眼では殆ど見えませんでした。 それでも南十字の一番上の星(γ星 ガクルクス)が辛うじて写ってくれました。春の八重山諸島からの贈り物

DATA 2025/4/24 21h17m SIGMA20mmF1.4(1.4)   α7cⅡ   ISO8000    0.8sec    self-made soft filter + Prosofton-clear

 


 

貴重な野鳥 編

4月21日 油布島へ渡るための西表側駐車場上空にいたカンムリワシ こういうときはスマホではなく6年前のファインダ付き望遠コンパクトカメラが役立ちます

4月23日 うなりざき公園展望台で。イワツバメに追いかけられるカンムリワシ。巣に近づいて怒りを買ったようです。俊敏に接近して威嚇するツバメにはかなわず

この後、ホテルへ戻る道すがら、再びカンムリワシと遭遇、今度は鳴き声も聞くことが出来ました(録音も成功)

4月23日  ホテル前の庭の木に留まっていたリュウキュウメジロ、体長6,7センチの小さな鳥

距離は2メートルほどですが、全く逃げようとはしません。 西表島では動植物を大切にしているので、追いかけられたことがないのでしょうね

 

4月24日  チェックアウトが終わり、ホテルを出発する直前にEさんが見つけたアカショウビン

西表島に滞在している間、朝5時半になるとかならず鳴き声で目を覚ましましたが、この子だったようです。最後に姿を拝めました


 

風景 編(油布島、アクティビティ、うなりざきなど)

 (4月19日 北信濃 → 東京泊)

4月20日 羽田 → 石垣空港 → 離島ターミナル → 西表島(上原港)→ 泊  八重山諸島までの道のりを「陸・海・空」という人がいましたが、そのとおり遠いですね。でもその価値は十分すぎるほど魅力に溢れています

 

空港から離島ターミナルまで乗車したタクシーの運転手さんによると、今年は天候不順でいつもなら済んでいるサトウキビの刈り取りがまだ続いているとのこと

それと不思議だったのは、石垣市内に入ってすぐに1本だけ花がたくさん咲いているデイゴの木を見たこと。 4月初めにほぼシーズンが終わっているはず。。

ターミナルに到着してから食堂で昼食。そして13時30分発の上原港行に乗船。今回は2社のうちの八重山観光フェリーを利用。「買取で帰路欠航しても払い戻しは出来ない代わりに、安くなる往復券がありますよ」と言われてそれを購入。帰路も問題なく定刻で運行しました

出港してすぐに見えてきたのは、石垣島観音崎灯台(写真の岬先端の小さな白い点、、)

約50分で西表島・上原港に到着。 大原港よりも静かな雰囲気で、海の色がすごく印象的。 途中晴れていて風景は綺麗だったのですが、左舷側がかなり波をかぶり、そちらに座っていた人は海水の洗礼を受けていました

到着した夕方は曇り空、西表島の浜辺。夜は星空


 

4月21日

朝食後、予約しておいたレンタカー会社の迎えの車に乗って事務所へ。昨年4月大原港でも利用した「やまねこレンタカー」さん、軽乗用車を借りて油布島へ。車を返す時に満タンにしなくてよいのが便利

出発して約50分くらいで着くはずが、とんでもなく道を間違えてだいぶ時間がかかってしまいました。。 地図が頭に入っていると思い込んでいた、、

上原港近くの街を抜けて、ひたすら大原港方向へ。 借りる車にドライブレコーダは付いていないのは承知していたので、記録兼記念動画撮影用として持参した小型のものを取り付けました。 運転に際して、人や車はもちろんですが、さらに左右からのクイナ、上空からのワシなどに細心の注意を払います。 無人地帯でも時速40キロを厳守。西表島に来る観光客は、大自然に対して「おじゃまします」の心が大切、とのこと。 運転中はゆっくり景色を見ている余裕はありませんが、周囲はテリハボクなどの亜熱帯植物の宝庫

油布島の標識が見えてきました

水牛車に乗り、油布島に向かうだけでも北信濃からここまで来てよかった、と思います。それと三線の音色

かつて台風で全壊した島の植物を、ひとつづつあらためて植え直してここまでの亜熱帯の森に育てた先人、ただ驚くばかり

森林浴というのがありますが、亜熱帯林浴もとっても気持ちが良い

 

ブーゲンビリアの温室

アダンの実。ヤシガニの大好物だそうです

 

かつての油布島小学校跡

小学校の校庭に見事な花が。テイキンザクラだそうです

なるほど、桜の花びらのようですね

 

西表島に滞在した3日間は、住んでいる人たちもびっくりの季節外れ連日30度超えの猛暑。係りの人が水牛さんたちに水を掛けてあげると「もっとかけろ、かけろ」と催促していました

楽しかった油布島での時間が終わり、再び水牛車で西表島へ。そしてレンタカーで上原に戻ります


 

4月22日 午前  カヤック

西表島で過去2回カヤックを体験していますが、いずれも大原港に近い仲間川でした(石垣島から定期船で大原港へ) 今回は、西表島のもう一つの大きな港、上原港近くの浦内川です

簡単な講習のあと、すぐに川へ。客は2人だけ。先頭遠くを行くのがインストラクター

カヤックとカヌーの違いは舟の形状ではなくパドルの違いのようですが、私たちが乗ったのは安定性の高いレクリエーショナルカヤックかな、と勝手に解釈しています。乗りやすい舟でした

波が来ると舟は揺られて傾きますが、「怖がって漕ぐのをやめてはいけない、かえって安定性を失って転覆することがある」 とのこと (この写真は、波のせいではなくカメラが傾いた・・)

仲間川の河口より規模は小さいですが、汽水域のマングローブ林も楽しむことができます。 この付近にはカワセミの生息地があるそうですが、残念なら見ることはできませんでした。遠くで鳴くアカショウビンの声は聞こえました


 

4月22日 午後   ホテルの近くを散策

折角世界自然遺産の西表島に来たのだから、あれこれアクティビティ、という手も無くはないですが疲れ果てて楽しいどころでは無くなるので、この日の午後はのんびりと

北信濃の雪国育ちには、帰りたくない風景

宿泊した場所の近所には、無人の販売所がいくつかありました。 パパイヤが1個100円! 買って帰りたいけど当日に着かなければダメなので断念。クーラーボックスにカットしたパイナップルがあり(これも100円)買いました。もちろん美味しい!

ランタナをはじめ、亜熱帯の花があちこちで咲いています


 

4月23日

西表島の北西のうなりざき公園展望台です

ホテルで借りた自転車で約15分くらい(のはずが、油布島に続きまた道を間違えて30分ほど。ナビを見ないで移動したのがそもそも間違い、反省) 初めて電動アシストの自転車に乗りましたが、楽~。 坂道を苦も無く登れるのは少しオーバーですが、映画「エイリアン」でシガニー・ウィーバー扮する航海士が着用していたパワーローダーのような気分でした。 ただ普通の自転車より重量があり、借りた車体は座席があまり低くは出来なかったので、Eさんも展望台で会った女性も「乗るのたいへん」とのこと

美しく、言うことなしの海

展望台まで行く歩道の脇に、月桃の花が咲き始めていました

帰りに振り返ると、ゆりの花がたくさん咲いていました。昨年4月に石垣島の御神崎灯台の周囲にも少し咲いていましたが、春がシーズンなのでしょうか


 

4月24日  西表島から石垣島へ

翌日25日昼過ぎのANAで羽田に向かうため、この日の午前中チェックアウトして西表島をあとにしました

荷物の片付けとチェックアウトが終わり、最後に海岸まで歩いて行ったときに、ふと脇に小さなテリハボクが。高さは20センチほど。今度来るときにはもう少し大きくなっているかな。遠くに見えるのはうなりざき

名前が分からなかったけれど、庭でこんなきれいな花が見送ってくれました


 

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ヒナが落ちた! なんとか助けた   2025年5月21日

2025-05-21 23:52:06 | ツバメ

16日にヒナが生まれてから、しばらくしてヒナの姿(頭の部分)が見え隠れするようになってその数が日に日に増えていき、孵化が終わったと思っていた矢先に今日ヒナが一羽落ちてしまいました

 でも何とか救えた

偶然にも昨日午後から在宅勤務だったのですが、仕事を終えた夕方5時半過ぎに何気なく車庫のwebカメラの像を確認すると、フン除けの板の上に何かの塊がある。。 巣の一部が欠けて落ちたように見えたけれど、そのあとすぐに親2羽が車庫の中を右往左往と飛んでいるのも見え、ただ事ではないことが直ぐに分かったので車庫まで走っていくと、2羽は混乱した様子で「ピピィ!、ピピィ!」と激しく警戒の鳴き声を発しながら行ったり来たりしていました。

巣が欠けたのくらいではこれほどにはならない、 もしや天敵が来たか と嫌な胸騒ぎを感じながら急いで脚立を出してフン除け板を覗くと、 なんと ヒナが1羽落ちていた! 互いの感染症を防止するために、本来は手袋をすべきだが、まだ羽毛が殆ど無いヒナは一刻も早く巣に帰さなければならず、そのままそっと戻してあげました

その間親は車庫から出たり入ったり、けれどこちらがヒナを戻しているのが分かったのか、落ち着いたようすで巣の中を確認する私をじっと見ていました

ヒナが落ちたのは巣から約40センチ下の板、落下の時にヒナが受けた衝撃は分からないけれど、戻したあと6羽とも口を開けたり息をしたり、全部「生きている」ことは確認できました

あとは親に任せるしかないです

親とヒナを刺激しないよう出来るだけ巣の中は見ないようにと思っていたのですが、くしくもヒナと対面することになってしまいました。多少成長の差はありますが、落ちた子は羽毛は殆ど無く、成長の早い子でも薄い毛があるだけでどの子もまだ目が開いていないようでした。拾いあげたとき、とても温かいヒナの体にちょっと驚きました

落ちた理由(推測)

昨日今日と、5月としてはかつてない暑さとなりツバメの巣の直上天井の温度は、2日間とも午後2時から6時くらいまで放射温度計で最高約37度、太陽に照らされる車庫の屋上では50度を超えていて、これは真夏の温度に匹敵します。午後から扇風機(コントローラで風量を弱めて)で巣に風を送っていたのですが、夕方ヒナの体が冷えないようにと止めて暫くしてからの出来事でした。 ヒナを巣に戻したとき、天井の温度は35度くらい、自分で天井近くに行ってみると思いの外暑いことが分かりました。ヒナが暑さを感じているか否かは口をパクパクすることである程度分かるのですが、午後はそのしぐさが見えていました。 生まれていきなりの暑さを嫌がり動き回っている最中に落ちてしまったのではないかと思います

ともかく私が在宅だったことが彼らにとっても私にとっても幸運でした。そしてフン除け板の上で止まり、床まで落ちなかったことも。あのヒナがこの後どうなるかは今のところ分かりませんが、静かに見守ります

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