観客のマナーが悪い ～ 2・14 日本キックボクシング連盟 ～

　昨日は格闘技観戦仲間のＮさんと後楽園ホールで日本キックボクシング連盟の興行を観て来ました。2009年の格闘技観戦のスタートです。

　キックボクシング界の老舗の日本キックボクシング連盟の興行（試合）は初めての観戦だったので楽しみにしていたのですが、全12試合観戦後に２人の口から出た言葉は、

　「3,000円のチケットで良かったね。」

の一言でした。ここ数年に観た興行の中では一番残念な生観戦でした。

　試合自体も判定が多くて、他団体の試合をたくさん観ている我々には正直物足りなかったのですが、それ以上に気になったのは観客のマナーでした。

　後楽園ホールの約８割を埋めた観客の多くが出場している選手の応援団（知り合い）だったことが原因だと思うのですが（あくまでも私の推測です）、普段の格闘技観戦では見かけない光景がいくつも目に付きました。それは、

　・試合中に席を立って移動する。
　・試合中に客席をウロウロする。
　・試合中に立って応援する。
　・空いている席に勝手に座って試合とは関係のない私語をし続ける。
　・試合中にずっと携帯電話でメールをしている。
　・通路に立って会話をし続ける。
　・禁止されているロケット風船を飛ばしまくる

等の行為で、後ろの席に座って試合を観ている人達の視界をさえぎる観客が多かったですね。試合中に客席をウロウロしている人間がこんなに多かった興行は初めてです。彼等＆彼女等は真剣に集中して試合を観ている我々にとっては邪魔以外の何者でもありません。私の隣りに座っていた夫婦も怒っていましたね。

　自分の応援している選手以外の試合に興味がないのは仕方がないとしても、他人の邪魔をするのだけは本当に止めて欲しかったですね。
　なんだか私の好きな格闘技観戦を汚された感じでした。本当の格闘技ファンはこんなことしませんからね。


　最初から最後までこんな感じだったので、少し嫌な気分で帰路に着きました。
　今年初めの生観戦が失敗に終わったので、来月は口直しのために、格闘技ファンの密度が多そうな団体の興行に行くことにします。