ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

本当にやめてほしい(その2) ~ 電車の中での若い女性の異常行動 ~

2016年09月20日 | 日々の出来事

 『秋の親父の小言』の2連発の2発目は、電車で見かけた若い女性の異常行動の話です。昨日の『タバコのポイ捨て』の話と比べると軽い話です。

 先週の金曜日に仕事が終わってから家に帰るために電車に乗ったのですが、いつもと違って車内はガラガラでした。
 どうやらこの日は事故か何かで電車のダイヤが乱れて、たまたま私が乗った電車は乗車客が少なかったようです。その分、1つ前の電車は混んだと思います。時々こんなことがあるのですが、いつもの帰宅電車と違うすごく混んだ電車に乗ったこともあるので、今回のガラガラの電車に乗れたのはラッキーでした。

 私が乗ったのは横長の座席が左右に設置された車両でした。座席の両端は既に人が座っていたので、私は横長座席の真ん中付近に腰を下ろしました。
 私の正面の座席には数人が座っていました。スマホをいじっているOL風の若い女性が私の左前方、正面にはスマホをいじっている体格のよいサラリーマン、右前方にはオジサンが寝ていました。

 私は座って携帯電話(ガラケー)でニュースをチェックしていたのですが、左前方に座っているOL風の若い女性をふと見ると、変な動きを行なっていたので思わず凝視してしまいました。

 彼女は口を大きくへの字にしたり、眉毛を右や左に上げたり下げたりしたり、右手に持ったスマホを目を大きくしたり小さくしたりして睨みつけたりしていました。そこそこ綺麗なその女性の顔が台無しの行動です。その動きを簡単な言葉で言うと『変顔(へんがお)』ですね。なぜ周りに人がいる状況で若い女性が変顔を行なっているのか理解不能です。お笑い芸人や、これから飲み会があるのでその余興の練習をしている人や、羞恥プレイが好きな人ならば理解できるのですが、それでも若い女性が公共の場で行う行為ではないのは確かです。

 尚、この変顔ムーブメントは彼女が電車を降りるまでの3駅の区間で続きました。彼女は何事もなかったかのように電車を降りていきました。
 すまして降りていった彼女はスマホで顔が隠れていて他人には見えていないと思っていたのかもしれませんが、斜め前の私の席からは丸見えでした(他の人も気づいていると思います)。私はいまだに車内でお化粧をする女性を見るのに慣れませんが、この変顔ムーブメントはそれ以上に慣れることはできません。女性に羞恥心がなくなったのか、赤の他人には何を見られても気にならないと言う意識が社会に定着したのか判りませんが、この風潮はなんだか嫌ですね。


 そんな少し嫌な変顔ムーブメントに接した翌日の土曜日の朝、出勤の準備をしながらテレビを見ていたら、『変顔ダイエット』的なコマーシャルが流れていました。思わず、「昨日の彼女のムーブメントはこれか。」と納得しました。「彼女は精神を病んだ人なのかなぁ。」と少し心配していたのですが、それはなさそうですね。安心しました。

 ただし、安心した直後に、「車内で化粧をする女性が増えたのと同じように、車内で変顔ダイエットをする女性が増えたら嫌だなぁ。」と言う心配の感情も発生しました。車内中に変な顔をしている若い女性がいるのは平和と言えば平和でいいことかもしれませんが、なんか変な社会ですね。昨日書いた記事のタバコのポイ捨てと同じで、『公』と『私』の空間の区別だけはちゃんとして欲しいものです。公共の場で『私』が強くなると社会は乱れます。


 以上、電車で見かけた若い女性の変顔ムーブメントの話でした。
 『変顔ダイエット』をネットで検索したら『変顔ダンスエクササイズ ~顔面ウォーク&ダンチュー~』と言うサイトがヒットしました。主催者の方が、「まずは自分を捨てます。」と動画で語っていたのには笑ってしまいました。電車の中では自分を捨てるのはやめて欲しいのですが、何か新しいことを始めるのに今までの自分を捨てるのは大事かもしれませんね。

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