ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

久しぶりに見事な仏頂面を見て想うこと ~ アジア太平洋経済協力会議(APEC)のひとコマ ~

2014年11月12日 | 日々の出来事

 一昨日の夕方、ふと、7~8年前に見た写真の事を思い出しました。

 福岡の繁華街の中洲にあった私の知っている風俗店では、店の規則を破ってお姉様達に迷惑をかけた不届き者の客に対して、写真を撮ってそれを店に貼り出した上で出入り禁止にすると言うシステムがありました(罰金もあったかも)。店の壁の一画に数多く貼られた違反者の写真を見て私は、「違反者ってこんなにたくさんいるんだ。欲望に勝てなかった人って多いんだなぁ。俺も気を付けよう。」と感心して気を引き締めた記憶があります。

 その数多くの写真(ほとんどが下半身にバスタオルを巻いているだけの半裸の格好)に映っている男達の表情を今でも覚えているのですが、その表情は、「こんな状況で笑うのはおかしいし、すごく怒りを表すのも変だし、どんな表情をすればいいんだ。」と言う感じで、まさに『無愛想で不機嫌にも見える表情=仏頂面(ぶっちょうづら)』でした。その数多くの仏頂面は、どちらかと言うと笑顔の多い私の人生ではあまり遭遇しない表情だったので、私の脳に深く刻まれたんでしょうね。どうでもいい記憶なんですけどね。


 さて、そんなどうでもいい昔の記憶が蘇ったきっかけは、一昨日の夕方のニュースで見たアジア太平洋経済協力会議(APEC)での安倍首相と中国の習近平国家主席が握手をしている映像でした。
 映像で見る習国家主席の表情は久しぶりに私が見る仏頂面でした。写真の男達と同じなんとも言えない
表情でしたね。過去の変な記憶が蘇った事もあって私はテレビを見ながら声を出して笑ってしまいました(笑うようなニュースではないのですが・・・)。世界の超大国のトップが見せる表情としては強烈すぎますね。私の習国家主席のイメージは『笑顔』だったので、今回はそのギャップに驚きました。

 ちなみに、今回の仏頂面の習国家主席の安倍首相に対する対応ですが、ネットで情報を見る限り、日本が嫌いで仕方のない無条件愛国主義者やディスカウント・ジャパン主義者には評判が良いみたいですが、良識のある人は、「APECのホスト国のトップとしてゲストに対する対応ではない。」と冷静に今回の2人のやり取りを見ているようです。私も同じ意見だったので少し安心しました。あの表情は人をもてなすホストとしては良くないですね。ここ数年の日中関係を考えるとあの表情をしたいのも判りますが、今回の舞台では抑えないといけないですね。

 そんなニュースの『ホスト失格』の流れで更に思い出したのは、数ヶ月前に韓国で開催された仁川アジア大会でした。
 おかしな対応が続出していた仁川アジア大会で、「これがアウェーの洗礼です。世界では当たり前です。」等と言っている解説者がいましたが、「2国だけの対戦ならばともかく、多くの国が参加する国際大会のホストがゲストの各国に対して嫌がらせをするのが常識か。おかしくないか。そんなモラルがない国に国際大会を開催させたらダメだろう。」と私は思っていました。ホスト国の使命は問題なく大会を無事に運営する事ですからね。そんな気持ちを持っていたので、なんだか嫌な気分で仁川アジア大会のニュースを見ていた記憶がまだ鮮明に残っています。


 以上、久しぶりの仏頂面に遭遇して思い出したどうでもいい私の記憶と、『ホスト失格』と思える2つの事例の話でした。
 この数ヶ月で2つの『ホスト失格』と思える事例を起こした国がアジアの中国と韓国の2国と言う事は、中華思想や小中華思想が関係しているんですかね。少し研究してみる価値があるかもしれませんね。

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