ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

もう終わりましょう ~ 『ソウ4』 ~

2007年11月26日 | 映画
 約2ヶ月ぶりに歌舞伎町の劇場で映画を見てきました。『ソウ4』です。

 『ラスト至上主義』『どんでん返し大好き』の私にとって『ソウ』は1作目からずっと劇場で見ているサスペンス映画です。好きなジャンルですね(スプラッター描写は好きではないですけど・・)。1作目は非常によくできた映画でした。2004年に見た映画のベスト5に入った作品です。

 前作で、ある重要人物が死んだため、「どう言う展開になるんだろう?」と興味しんしんで見に行ったのですが、『ジグソウ・ビギニング』+『謎の共犯者』と言った感じの展開でした。ただし、1~3作目を見ていない人には全く判らない映画になっています。

 まずは、主人公のジグソウがジェイソン化しなくてよかったです。映画のジャンルが変わってしまいますからね。心配しすぎでした。

 ストーリーは、一応前作から辻褄があっていて、相変わらずの時間軸をずらした演出で観客を混乱させていますが、これ以上続けるネタはもうないんじゃないですかね。これ以上話を続けると主人公が変わってしまいますね。
 正直「もう終わりにしましょう」と言う感じです(どうせ来年の今頃には『ソウ5』が公開されて、私も見に行っているんでしょうけど・・)。
 ラストのオチは4作品で一番弱いですね。とうとう『ストーリーの意外性』ではなく『作り手の演出方法』でラストを逃げていますね。

 あと、この映画の冒頭では、かなりグロい表現があります。
 一昔前なら、何か猟奇的な犯罪を犯して家宅捜査された時に、「犯人は『ソウ4』のDVDを持っていました。変質者です。」と報道されてしまうくらいグロテスクな表現だと私は感じました(慣れた私でも気持ち悪かったですね)。なんで『R-15』指定なんでしょう。高校生に見せたい映画ではないですね。

 以上が『ソウ4』の感想です。
 他の映画と比べて面白くなくはない映画なのですが、私にとっては普通の映画です。☆3つです(☆5つが最高)。

 ※話は映画とは関係ありませんが、上映前に座席で歯ブラシで歯を磨いている若い男性がいました。水がなくても歯を磨ける歯ブラシってあるんですかね。マナー(?)がどうのこうのと言うよりも、ビックリしました。
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