地窯パン（佐伯市宇目）

　　昨日、ご紹介した佐伯市宇目の杜のT shop　の「かりかり桃」
　　なんと今季節分、完売だそうです…
　　昨日、販売開始だったんですけど、テレビで紹介されたからでしょうか…
　　嬉しいような、寂しいような…

　　今年はいつまでも寒かったせいか、収量はいつもより少なめ。
　　でも、すごーく甘い桃になったと聞いていました。
　　来年を楽しみにしましょう。
　　多分、かりかり桃のジュースはちょっとの間は
　　飲めるんではないでしょうか
　　でなきゃ、寂しいですよねぇ。

　　さてさて、杜のT shop たかどやさんの恵のもうひとつの売りは
　　地窯パンなんです。


　　

　　これが、地窯と呼ばれる窯です。
　　薪をくべながらパンを焼きます。
　　建物の向かって右横にあるので、行ったら見ることができます。
　　お客さんから、よくゴミを焼いているのだと勘違いされるんだとか（笑）
　　まさかこんな所でパンを焼いてるとは思わないんでしょうね。

　　この窯見ていたら欲しくなりました。
　　欲しい人はお世話してくれるみたいですよ。
　　でも設置するのに、70万円はかかるみたいです。
　　でも窯焼きパンの作り方は教えてくれるそうです。
　　ちょいと魅力

　　驚くのは、ここ宇目では、昭和30年頃まで
　　各農家に窯があって、パンを焼いていたと言うのです。
　　お盆やお正月になると、自家製のあんこや栗のあんこを入れて
　　各家庭の味のパンを作っていたそうなんです

　　木浦鉱山の開発のために西洋から技術を取り入れていた関係が
　　あるかもしれないとお店の人が言っていました。
　　びっくりですよね



　　人気はカレーパン　180円。
　　このパンは本当に美味しいですよ
　　友人と一緒に行った時にカレーパンを買って食べたんですけど
　　揚げたカレーパンがダメな友人は唸るほど喜んでいましたから。
　　そう。ここのカレーパンは、揚げずにそのまま焼いています。
　　だから油ものが苦手な人にはおすすめです。
　　もちろん、揚げカレーパンも好きな私ですが…。


　　　　　　　　

　　ご覧のように生地にもカレーを練り込んでいます。
　　そして、しっとりして、しっかり味のある生地に
　　後からピリッとくるカレーが絶妙にからんできます。
　　このカレーパンだけを買いにくるお客さんもいるそうです。

　　他のパンも噛むほどに味わいの増す素朴な味わいのパンばかり。
　　クチコミであちこちに伝わり、宮崎からやって来るお客さんが多いとか。

　　地窯パン、皆さんもぜひ一度、食べてみてくださいね