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Nonのひとりごと

大好きなお菓子のこと、グルメ、出会った寛ぎの空間、映画、仕事のことなど、私のたわいもないひとり言を綴ります

竹田名物「はら太餅」

2010-01-27 12:39:36 | 郷土料理(竹田篇)


         

  竹田名物「はら太餅」。
  竹田土産と言えば「はら太餅」というくらい有名なお菓子です。
  私のブログに和菓子が堂々と登場するのも珍しいことですが
  あんこがうっすら入っているのが嬉しいのです。

  生地にあんこをくるんで、ポンと手のひらで押しつぶして
  蒸し器で蒸して出来上がり。

  食べるとおなかが太くなる、いっぱいになることから
  名付けられたようです。

  このお菓子、竹田ではかなり古くから食べられていたもので
  はら太餅を売っている生長堂の社長さんも
  子どもの頃はおやつとして食べていたそうです。
  ただ、その時代はお砂糖が貴重な時代だったので
  あまり甘味はなく、生地も違うので
  今の方がずっと美味しいそうですよ。

  和菓子が苦手な私でも美味しいと思うおやつです。

秋のタケノコ 四方竹

2009-10-27 20:34:27 | 郷土料理(竹田篇)

  

  秋にタケノコが出るなんてごく最近まで知りませんでした。
  これがそうなんです。
  四方竹(しほうちく)と言います。

         

  元の竹はそんなに細いものでもなく、ごく普通の竹みたいです。

  そして、なぜ四方竹というのかというと…



  切り口の部分が四角いからなんだそうです。
  確かにちょっと四角ですね。
  中が空洞なので、包丁で簡単に切れます。
  でも食べられる部分はごく少ないとか。
  上も下もかなり切らないと固いんだそうです。

        

  そして、このタケノコが穫れ始めると
  だんご汁の季節が来たと竹田の人は思うのだそうです。

折りたたみ式田楽火鉢

2009-10-26 18:46:37 | 郷土料理(竹田篇)

  

  これ、折りたたみ式の田楽火鉢です。
  たたんだところを撮ってないのが失敗ですが、
  これは場所取らずの優れもの。
  たたんだら厚さ数センチにしかなりません。

  これは何十年も使い続けてきた年期の入ったもの。
  銅製で、下の受け皿に水を張ります。
  金網に炭を置きます。
  よく考えられた火鉢です。

  

  そして、こんな感じで田楽を焼くのです。
  これ一家にひとつあるといいですね。
  実際にこのように使っているお宅があるというのも
  すごいですね。

  キャンプの時なんかも良さそう!
  と思ったのでした。

頭料理

2009-10-24 14:03:17 | 郷土料理(竹田篇)

  頭料理ってご存知ですか?
  竹田の郷土料理のひとつです。
  頭っていうと何の頭?って思いますよね。
  でも実は、見た目は頭ではないのです。

  

  ひとつひとつきれいに盛られています。
  これの正体はいったい何?って思うでしょう!?
  魚なのです。
  しかも大型魚のにべという魚で、
  頭料理と呼ぶのは、頭まで全てという意味なんだそうです。

  

  そう。だから器に盛られているのは、エラや胃、
  浮き袋だったりするわけです。
  大型魚を全て解体して、それぞれの部位に分け
  ゆがいたものが頭料理なんです。

  話だけ聞くと「エーッ」と思うでしょう。
  ところが、三杯酢に薬味を入れ、それぞれの部位を加えて
  酢の物のようにして食べると、なかなかに美味しいのです。
  魚好きの人は多分好きだと思います。
  私は、好きですから。
  魚が苦手な人はひょっとしたらダメかもしれません。
  でもその美味しさがわかると、クセになる味らしいです。

  昔、海辺から竹田まで魚を運んでも
  届いた頃にはほとんどの魚が傷んでいたそうです。
  辛うじて食べられるのは大型魚だけ。
  それで、貴重な魚を全部食べ尽くそうと生まれたのが
  この頭料理だったというわけです。

  昔の人の生活の知恵。
  今で言う、まさにエコです。
 
  頭料理はこれからの季節が美味しくなる時期。
  ただし、大型魚のにべやあらなど、いつも揚がるわけではないので
  食べたいと言ってすぐ食べられる料理ではないのです。
  昔も貴重なら、今でも貴重な料理というわけです。

  割烹一竹で食べられます。

やせうどん

2009-09-13 09:22:38 | 郷土料理(竹田篇)

  大分の郷土料理に、やせうまってありますよね。
  今は乾麺なども売られていて、お家でも簡単にできます。
  昔、母がだんごをのばしてよく作ってくれました。

  で、だんごではなく、うどんでもできるんですね。

  

  やせうどん。
  ゆでたうどんにきな粉をまぶしただけ。
  
  これ、目からウロコでした。
  出来たのを見れば、確かになあ…って思うんですけど。
  うどんの麺も細かったので食べやすいやせうどんでした。
  こうやって昔の農家の子どもたちはやせうどんを食べていたのでしょうか…

  

昔のゴマうどん

2009-09-10 20:29:16 | 郷土料理(竹田篇)

  

  これが、昔、各家庭で食べていたというホンモノのゴマうどんです、
  多分、家庭毎にそれぞれちょっとずつ違っていただろうと
  まつや食堂のご主人は言ってましたが
  忙しい農家の簡単料理、おやつだったということです。
  原型は、スープがないんですよ。
  驚きました。

  

  作り方はすごく簡単です。
  ゆでたうどんを皿に盛り、その上にすりゴマやネギ
  かつお節をのっけて、最後におしょう油をかけるだけ。
  これがゴマうどんなんです。
  なんと簡単な!

  でも、目からウロコでした。
  このゴマうどんの美味しいこと
  こんなに簡単なのにこんなに美味しく食べられるなんて…
  うどんだからおなかにたまるし、
  忙しい農家のお助けメニューというのがよくわかります。

  これお家で作ってみる価値ありですね。

ごまうどん(竹田市)

2009-09-09 18:45:36 | 郷土料理(竹田篇)

  ごまうどんってご存知ですか?
  ごまだしうどんではありませんよ。
  ごまうどんは、竹田の料理。
  ごまだしうどんは、佐伯の料理です。

  佐伯のごまだしうどんは魚を使いますが、
  竹田のごまうどんは、魚は使いません。

  

  竹田の「まつや食堂」の
   ごまうどん 500円です。
  もともとは竹田の家庭料理だったそうです。

  

  ネギにかまぼこ、そしてかつお節。
  ゴマを使った秘伝のスープ。
  すごーくさっぱりで、やさしい味なので
  スープは全部飲めてしまいます。

  これ家庭料理と言いながら、実はまつや食堂さんがアレンジしたもの。
  明日は、ごまうどんの原型をご紹介しますね。


携帯用の田楽火鉢

2009-07-01 18:02:33 | 郷土料理(竹田篇)

  竹田田楽のことを何回か書きましたが
  ものすごく興味津々なことがあります。
  竹田は田楽を囲炉裏ではなく、専用の田楽火鉢を使って焼きます。
  あんな火鉢、竹田で初めて見て、それだけでも驚いたのですが
  なんとある家庭には、折りたたみ式の携帯用の
  田楽火鉢があるというのです。
  折りたたみ式?
  携帯用?
  興味津々!

  竹田っていう土地はどの道を行くのも
  トンネルをくぐらなければ町の中に入れません。
  それ故に「れんこん町」などと言われているようです。
  (最近は裏側からトンネルをくぐらなくてもいい道があるようですが…)
  それだけに中で眠り続けているすごいことがありそうです。

  折りたたみ式の田楽火鉢。
  近い内に紹介できるようになるといいなと思っています…
  

田楽炉

2009-06-18 21:29:53 | 郷土料理(竹田篇)

  

  田能村竹田(たのむらちくでん)が家の裏山で
  田楽を楽しんだという風流な話を紹介しましたが、
  その田楽を楽しんだ岩がこれなんです。

  田楽炉というそうです。
  歳月が過ぎて、くりぬいた部分に落ち葉や土が堆積していますが
  この岩で炭をおこし田楽を焼いたのです。

  目の前には木々が生い茂り何も見えませんが
  当時は見晴らしのいい場所だったようです。

  

  ちょうど穴の部分に陽が当たり何だか神々しい気分になりました。

  竹田には見晴らしのいい場所に田楽炉がいくつかあるそうです。
  田能村竹田に限らず、竹田の人の暮らしは粋ですねぇ…

  出来る事なら田楽炉で田楽を楽しんでみたいものです。
  

田能村竹田と田楽

2009-06-16 21:52:40 | 郷土料理(竹田篇)

  

  竹田にある竹田荘(ちくでんそう)。
  田能村竹田(たのむらちくでん)の生家です。
  田能村竹田は大分では南画家として知られていますが
  学者であり、絵画、書道、詩の朗読など多才な人物だったようです。

  

  田能村家は岡藩の代々医者を務めた家柄で、
  竹田も医者になるはずでしたが、20歳の時に
  医者になるのをやめたそうです。
  今見ても立派な家です。

  

  なぜ急に田能村竹田が出てきたのかというと
  実は先日紹介した竹田田楽と深い関わりがあるのです。

  なんと竹田、田楽が大好きで裏山にある大岩をくりぬいて
  炭を入れ、そこで田楽を楽しんでいたというのです。
  なーんと風流な…

  しかも客として頼山陽を招いた時も田楽でもてなしたというのです。
  頼山陽が泊まったという離れも竹田荘にはありました。
  (写真を撮り忘れましたが…)

  竹田の田楽ってすごいんですね。
  田能村竹田と頼山陽がここで酒を酌み交わしながら
  田楽を食べたと思うと感慨深いものがあります。

  

  庭には大きな紫陽花が咲いていました…

竹田田楽

2009-06-13 17:44:58 | 郷土料理(竹田篇)
  

  城下町竹田市。

  

  御客屋は岡藩時代の迎賓館。
  宿泊施設だったようです。
  今は、食事やお茶が楽しめる場所です。

  

  竹田の郷土料理「竹田田楽」です。
  普通、田楽というと囲炉裏の中で
  串に刺した田楽を想像しますよね。
  竹田の田楽はちょっと違います。
  田楽火鉢と呼ばれる携帯用の火鉢に
  田楽を乗せて焼くのです。

  これは各家庭で普通に食べられていたもので
  どこのお家にも田楽火鉢があったというから驚きです。
  近年、田楽火鉢が見直され、竹田で田楽火鉢が
  作られるようになりました。
  その田楽火鉢を使って焼く田楽が「竹田田楽」と呼ばれます。

  

  御客屋では予約をすると「竹田田楽」が食べられます。
  本来、田楽は豆腐の田楽のみだったということから
  ここでは、豆腐の田楽が提供されているのです。

  ある程度焼けたら、味噌を塗って再びあぶります。
  すると何とも言えない香ばしいいい香りが
  鼻をくすぐります…

  田楽火鉢を使って焼く「竹田田楽」はお客さんを
  おもてなしする竹田の最高の料理だったようです。
  何か風流だし素敵ですよね…