Nonのひとりごと

大好きなお菓子のこと、グルメ、出会った寛ぎの空間、映画、仕事のことなど、私のたわいもないひとり言を綴ります

中津のけんちん

2010-09-06 15:29:05 | food
  中津の「けんちん」ってご存知ですか?
  けんちん汁ではありません。
  巻蒸と書いて「けんちん」と読むんだそうです。
  一応、和菓子なんです。

  でも入っているものと言えば
  キクラゲ、ギンナン、トロクスン(白インゲン)を
  吉野葛で固めて蒸したものなんだそうです。
  そこまで聞くと、それって本当にお菓子?
  って思ってしまいますよね。


  

  見た目はご覧の通り。
  黒いのはキクラゲです。
  でも食べると、やはり和菓子なんですねぇ…
  弾力のある食感の後に、シャキシャキ感があったり
  ホックリ感みたいなのがあったり…
  何かちょっと不思議な食感なんです。
  でも甘さ控えめで、私にはいいくらい…

  昔はお祝いの時などの折り箱の中に入っていたものなんだとか。
  だから、またこの和菓子とはちょっと違ったものだったのかも。

  江戸時代の藩医田中信平が中国の巻蒸を紹介したことから
  中津の巻蒸(けんちん)は始まったようです。

  やはりそれぞれの土地に伝わる食べ物っておもしろいですね。
  その土地にしかないものだったり、使う素材がユニークだったり
  同じ料理でも作り方や形が違っていたり…
  その土地の風土で随分違うものなんですね。

  中津の巻蒸(けんちん)をお土産として買うなら
  甘味本陣がおすすめです。
  1本 735円。箱入りは 787円。
  大分空港が近い方は、空港でも販売しているそうですよ。

この夏最後の紫蘇ジュース

2010-09-06 09:59:31 | 日記

  今年は、初めてでしたが、紫蘇ジュースをよく作りました。
  飲み出したら他のジュースが飲めないと両親にも好評でした。


  

  この夏最後の紫蘇ジュースです。
  青紫蘇だけで作るつもりでしたが、集まらず
  赤紫蘇の使えそうな葉っぱも集めて
  全部でやっと50g。
  だからこれだけの量しか出来ませんでした。

  毎回、青紫蘇と赤紫蘇の割合も変えてみました。
  赤紫蘇だけだときれいな赤になりますが、
  青紫蘇が混じると、風味とさっぱり感が増す感じがします。

  青紫蘇だけで作りたかったのですが、せめて100gは集めないと
  上記からわかるように量が出来ないので、なかなか難しいんです。
  雨が降らず、水不足で紫蘇も枯れていってます。
  でも我家の紫蘇たちは本当によく活躍してくれたと思います。

  そして、紫蘇ジュースの作り方を教えてくれた
  「ぶらっと」のおかあちゃんには感謝です。


  

  エキスを絞ってしまった紫蘇の葉で佃煮を作ります。
  細かく刻んでゴマ油で炒め、鶏がらスープ、みりん、砂糖、
  しょう油、酒、水を加えて煮詰めていくだけ。
  煮詰まってきたら、唐辛子の輪切りを加えます。

  後は、好みでかつお節やチリメンを入れたり
  仕上げにゴマ油をたらしたり…

  これごはんに混ぜ込んで、おにぎりにしたら最高なんです。

  暑い夏でしたが、楽しい経験をしました。
  来年の夏はもっと早く取りかかろうと思っています。