8日午後には関東甲信地方も梅雨入りした。なお、北陸・東北南部の梅雨入りの平年は12日ごろ、東北北部は14日ごろとなっているそうで、日本列島はいよいよ本格的な梅雨の季節に突入する。
梅雨の時期に特に気をつけたいのが食中毒で、6月~9月は、細菌が原因となる食中毒が多く発生する時期だとか。食中毒を引き起こす細菌の多くは室温(約20度)で活発に増殖し始め、人間の体温ぐらいの温度で増殖のスピードが最も速くなるという。また、細菌の多くはジメっとした湿気を好むため、湿度も高くなる梅雨頃から食中毒が増え始める。さらに、夏バテなどによる私達の体の「抵抗力の低下」が食中毒になりやすい理由の一つでもあるという。
食中毒を起こさないためには、食中毒の原因となる細菌の繁殖を防ぐことが重要である。食材中の微生物の殺菌には焼く、煮る、蒸すといった加熱法は誰もが知っている常識だが、電子レンジでの加熱調理にも殺菌効果があるそうだ。電子レンジでは、熱による殺菌効果というのではなく、電磁波(マイクロウェーブ波)によって殺菌効果があるといわれている。このマイクロウェーブ波によって、なんと2分間電子レンジにかけたなら、ほとんどの食中毒の原因菌というものを殺菌することができるという。
たとえば、大腸菌は75℃で1分間以上の加熱で死滅するといわれているが、大腸菌群の細菌というのはマイクロ波に対して最も弱いそうで、2分間電子レンジにかけることにより菌は死滅するという。他にも、食中毒の菌であるサルモネラ菌や大腸菌はもちろん、ウイルスも90%は死滅するらしい。
また、食器の殺菌やスポンジ、ブラシも電子レンジで滅菌できるという。イヤな臭いなどが染みついてしまったスポンジには、ホワイトビネガー、もしくはレモン汁を加えた水などを吸わせ、電子レンジで1分加熱すると臭いが消える。それに、目に見えない様々な菌を滅菌することができるというのだから、これは一度試してみる価値がありそうだ。
一番清潔にしておかなければならないのは食器を拭くふきんや、食卓や調理台を拭くふきんだ。これらの殺菌は煮沸やハイター浸け置きなどが一般的だが、電子レンジだと簡単にできるという。水洗いしたふきんを軽くしぼってレンジへ(取り出す際に熱いのでお皿などにのせて)、約1〜2分チンするだけ。殺菌後はしっかり乾かしておくことを忘れないように。
電子レンジって、調理以外にも色々便利な使い方があるんだね。
ついでにもう一つ。電子レンジでスクランブルエッグと目玉焼きが作れるという。これは油を使わないからヘルシーだし、簡単にできそうだね。
頼もしい味方は私の手抜き料理の力強い、仲間でも。
早速ブログの記事参考に、プロ顔まけの卵料理に挑戦!と言うほどのことでもないか。
食中毒は一度経験しており、今でもあの苦しみは忘れられません。なのに、賞味期限の過ぎたものや、おかずの残り物がなかなか捨てられません。温めなおしに電子レンジを使うのはいいのでしょうね。
時々しますが、キャベツを刻み、耐熱容器に入れ、真ん中に卵を割りいれ楊枝で穴を空け、塩、こしょうしてチンします。油も使わずヘルシーで、簡単にできておいしいですよ。
ちゅうごき人を減菌したい。