岸田首相は6月の記者会見で、「酷暑乗り切り緊急支援」として8月・9月・10月分、3か月について電気・ガス料金補助を行うと約束した。わが家は、7月分は142kwhで4,407円、8月分は242kwhで7,856円、先月より100kwh多く使ったのに安かった。岸田さんはあの時点では総理の座を辞することなど微塵も考えていなかっただろう。だがこれが置き土産となった。総理が代わっても約束は履行されるよネ。
さて自民党の総裁選レースが本格始動! 都知事選の候補者数には及ばないが、出るわ出るわ、まるで「雨後のタケノコ」だ。ネットの北海道新聞の総裁選についての記事がおもしろいよ。
今回の総裁選レースの馬はどれも似たり寄ったり。先日の読者投稿の『時事せんりゅう』に、「勝ち馬を探すもどんぐり背比べ」『誰になる帯と襷の総裁選』とあったが、どちらもいい得て妙!
誰が一番総理にふさわしいかなんて、今は答えようがない。だが総理にしたくない人ならすぐに挙げられる。それは小泉元環境大臣だ。
一昨日、彼は総裁選への出馬を正式に表明した。父親そっくりの話し方、文章や弁舌などよどみなく話しているのが気になったが、やはり手元にあるプラクターを見ながらしゃべっていたらしい。それにしても「私が総理になったら…」という言葉が度々出て、トランプの「私が大統領になったら…」と同様、耳障りだった。
「小泉くんに日本のかじ取りをまかせたい」と菅前首相、すでに副総理の席は確実らしい。だが小泉くんの経験・実績のなさ、「言語明瞭 意味不明」な答弁力、若いだけが取り柄の彼にかじ取りを任せて、果たしてどこへ向かって漂流するか、考えただけで不安だ。
世界情勢は大きく変わろうとしている。今回の総裁選は、アメリカはもちろん、中国やロシア、北朝鮮などの一筋縄では行かない首脳らと対等に渡り合える人でないと困る。海外との会議では、積極的に発言・質問することが求められる。外交には相当高い「知的レベル」が必要だ。
彼は2019年の国連気候行動サミットで、「気候変動にセクシーに取り組む」と発言し、記者団に真意を問われて、「それをどういう意味かって説明すること自体がセクシーじゃないよね」と、訳の分からないことを言ってひんしゅくを買った。まさか忘れてはいないだろうね。
彼は首相に就任した場合、1年以内の改革として①政治改革 ②聖域なき規制改革 ③人生の選択肢の拡大――の三つの改革メニューを挙げた。大層ご立派な取り組みだが、歴代の総理が成しえなかったことが1年以内にできるだろうか。記者に、できなかった場合の責任の取り方を聞かれたが、進退への明言は避けたとか。大言壮語するのもトランプ並みか?
また経験不足との指摘に対しては、チーム力で補うという。それは父親や菅元総理、森元総理、経験豊かな“古だぬき”たちの知恵を借りるということか? ひも付き総理だなんて、まっぴらごめんだよっ!
それにしても政策よりも知名度や人気を優先し、「勝ち馬」に乗ろうと躍起になっているロクデナシ議員の多いこと。知名度よりも中身だよ。いやはやまったく…。
経験、実績の無い総理総裁一丁出来上がりは御免蒙ります。その上古タヌキやキツネ付きでは益々混乱の極み。
日本国を背負って立つ志有るのか?
受けの良い政策論もチャットGTPで作成はないでしょうね。何方もご自前の言葉で
国民を納得させてください。
候補者の数が多い事で自民の質が高いとは言えないですね。
推薦人が集まらず立候補を断念した野田さん、早くも小泉支持にまわるという。大臣の椅子でも狙っているのだろうね。このオバサンも虫がすかない。
昨日のテレ朝のワイドスクランブルにリモート出演した小泉進次郎、大下アナに二度同じ質問をされたが明確な回答なし、木下アナの笑顔が消えていた。そして杉村太蔵に突っ込まれタジタジ。予期せぬ質問には意味不明瞭な答弁しかできないらしい。この人が総理? 日本は終わりだネ。
それでは総裁への道は厳しいですね。
小泉さんはこれから合同討論会が行われると、だんだんボロがでてくるでしょう。彼の知名度に将来を預ける輩たちは、野田さんと三原じゅん子さん以外は名前も聞いたことのない人たちばかり。
もし彼が当選したら菅元総理が副総理になるそうで、菅さんの傀儡政権が誕生するかも。新しい政府なんて期待薄です。