「カバー写真 2017.7.23 5:40 無事に横断できたよ! 」
最近、朝のウオーキングがしんどい。爽やかな風が心地よかったのはほんの少しの間で、現在の朝の気温は24~26℃。適度な風があればまだしも、蒸し暑い日は歩こうという気持ちも萎えてくる。昨年はこんなことはなかったのに、老いのスピードが速すぎるわ!
ウオーキングから帰ると、真ん前から昇る太陽の熱気でリビングはムンムン。海からの風にあおられるカーテンが涼し気だが、ベランダに出ると背中が焼けつくようである。玄関を網戸にしてしばらくすると山の冷気が入ってきて、扇風機の風がひんやりしてくる。さすが遮光カーテンは違うネ!
夏の太陽光は強烈だ。昨年までは朝7時ごろから太陽光が部屋に入らなくなる10時頃までエアコンを入れていた。が、今年は熱いコーヒーを飲んでも扇風機の風だけで平気、おかしな気候だネ。
エアコンは、夕方体操をする4時ころから、夕食、お風呂上りまでの4時間弱。寝るときは網戸にして扇風機の風は弱にするが、これまで暑くて寝られなかったという夜はない。壊れたエアコンを取り外したまま、もう3回目の夏。加齢とともに体感温度が鈍くなったのか、エアコンはもう買う必要はなさそうだわ。
5年ほど使っていた扇子が破れたので、亡母の遺品の扇子を出してみた。
この扇子を母からもらったのは15年前、それまでも母が長く使っていたから、もう20年以上にもなるだろう。貼ってある和紙はところどころ色焼けしているところもあるが、黒の塗り部分はきれいなまま、少しも剥げていない。
私は安物買いだが、亡母は違った。節約家だったが、いったん買うと決めたら値段より質の良いものを選ぶ人だった。だからこの扇子もそこそこの値段だったのではなかったかと思っている。
母の形見は、やはり大事に残しておきたい。そう思って赤穂のイオンへ行ったが、色や柄がイマイチ気に入らない。値段も3,000円前後で、扇子に3,000円も払うなんてとんでもない。
ネットで検索したら、「新日本カレンダー」という会社の製品で、販売は神戸・元町の「福芳商店」という文具店サイトに、安くて見てくれのいいのがあった。柄は雨傘、レインブーツ、てるてる坊主のドット柄で、シルク張りだとか。写真でみると、ブルーと茶色の色合いも良し。大体、安物買いのババは1,080円という値段が気に入った。
1間ほどで品物が到着。値段の割には骨の作りがとてもしっかりしている。
それに、同封されている手書きのお礼の小紙片に、福芳商店の良心的で細やかな気遣いが感じられて気分が良かった。安くて見てくれの良いものを、というババの期待どおりものが買えてラッキー!
色合いのなんと床しい!
お母さまの凛とした暮らし振りを彷彿とさせる、羨ましい夏の逸品ですね。
暮らしの質が温度差で変化、本当極端な寒さ暑さにもう身体が付いて行けない高齢者になってしまいました。とほほ
亡母の扇子の色合いや柄がとても好きです。残しておいてもどうしようもないと思いながら、何となく使い捨てする気にはなれません。
連日の猛暑、さすがに昨日の午前中はエアコンを入れました。今更電気料金をケチっても仕方ないのに、この節約根性も老人特有のものですね。でも、エアコンの冷気が苦痛になってくるのは体内温度計が狂っているのでしょう。
やっぱり欲しくなりますね。私もバックに入れて持ち歩いています。最近は観光客のお土産ものかしら、舞子さんとか、ド派手な図柄が多く、かえって暑苦しいものです。
扇子をもつなんてババくさいと笑われるかもしれませんが、ホームで電車を待つ間など、夏の戸外では扇子は必要ですね。
中国製、香港製などたくさんありますが一目見るとすぐに分かりますね。この扇子は安物でも図柄がすっきりしてるし、骨組みをしっかりしているので日本製かな? それにしては安すぎるし…。でも気に入ってます。