お独りさまの1日は朝の体操から始まる。5時過ぎに起床、ストレッチ体操と腰痛体操を約50分。それから早朝ウォーキングを40分少々、帰って来るのは7時半ごろである。運動後すぐの食事はよくないとかで、新聞を読みながら20分ほど経ったらトーストと牛乳で朝食をとる。
新聞は1面から。見出しを見て自分に関係あること、興味あることを選り分けながら読んでいく。あまり重要でないものはざっと斜め読み、それ以外は見出しを読むだけ。それと、1人だとしゃべることがないので、声帯トレーニングと脳の老化防止のため、1面のコラム、時代小説、読者投稿文、現代小説の4つは毎日音読している。
新聞を読み終えたら、またこたつで30分ほどうたた寝。そして、老醜の顔にせめてもの壁土(化粧)を塗って、朝の身づくろいが終わったらPCに向かう。メールチェック、ニュース・情報サイトの閲覧、ブログ更新などして、11時半になると昼食の支度。昼がメインなので用意に1時間くらいは掛かる。昼食を終えるとテレビを見ながらうたた寝、何もしないでダラダラ過ごす午後のこの時間が至福のときである。
4時からまた運動タイム。今度は筋トレとフィットネス・バイクを40分ずつ。1日に3時間弱、もうすっかり「運動オタク」である。終わったらシャワーを浴びてそれから夕食だ。いつも7時のNHKニュースが始まる頃にはテレビの前に鎮座ましまして、もう動かない。11時にベッドに入り、催眠導入剤代わりのミステリーを読んで、眠たくなったら夢の中へ…。これで1日が終わる。
変化があるといえば、毎週金曜日のスイミング。1時間ほど泳いで、そのあとは友人とカフェでスイーツを食べながらおしゃべり。ただし、第4金曜日の午前中は私1人のショッピング、午後から友人との食事会だ。そして、毎月第2土曜日は「ジジババ会」、これは月1回の生存確認日のようなものである。何事もきちんとスケジュール的にやらないと気のすまないので、掃除は1日おきにウエットシートで床を拭き、本格的な掃除は日曜の午前中と決めている。
多少の時間のずれはあっても、まるで判で押したような毎日に、“ノーテンキ”の私でも時には考える。何の変哲もないこんな日々を生きることにどんな意味があるのか、と自問自答しては虚しくなるときもある。だが、どうにもならない事を考えるのは愚かなこと。泣いても笑っても同じ一日なら楽しく生きなきゃあ損、損!
好き放題、やりたい放題、何をしても文句をいう人はいない。この気楽さ、心地よさは何ものにも代えがたい。「明日は明日の風が吹く」「ケ・セラ・セラ」は私の好きな言葉。もう開き直って生きるしかない。死ぬまで“ノーテンキ”でいよう。“自由自在日”バンザーイ!
絵に描いたような老いの幸せ!尽きますね。
身体健全、頭脳明晰、自由な発想、類稀な行動力プラス規律性!
羨ましいけれど意志薄弱なsirousagiにはとてもとても。
学びも運動も交友もだらだら時間も意思決定権は誰のもの?と自分に突っ込み入れながらの日々を送っています。
わたしは色々と将来の事を考えなければならないのに、現実から逃げてばかりいます(汗)
午前中のパートが終わった後や、仕事が休みの日は、読書やネットをして楽しんでおります。
ボランティアや生涯学習など、生き甲斐ある毎日を過ごしている人をみるとうらやましくなります。ならば自分もとは思うのですが、わがままでジコチュウ、横着者は、ついつい楽で楽しい方へと流されてしまいます。
ならば、せめて社会のお邪魔虫にならないよう、人様の手を煩わすことのないよう、死ぬまで自主自立を貫きたいと思います。でも、時々気持ちが折れそうになることも…。
素敵な日々なんてとんでもない。向上心も協調性もないはぐれ者だから「ひとり遊び」をしているだけです。
でも、今の生き方に分相応の小さな幸せを感じられるのは“ノーテンキ”だからでしょうね。あと何年続くか分かりませんが、静かに生きて静かに終わりたいです。
意志の強い持ち主の素敵な日々だと思います。ここまで徹底されれば「偉い」です。尊敬します。
第三者から見ればこの真似は誰にでもできることだはありません。応援しています。爪の赤でも煎じて・・・と思っています。
誰かのために生きているという生き甲斐もなく、ただ惰性で生きているだけ。時折心が折れそうになることもありますが、残り少ない人生を後悔したくないと強がっています。
紫桜さんのブログを拝見していると、ほっこりした暖かさが伝わってきます。きっと家族仲良く、お仕事にも恵まれて、充実した毎日を過ごされているのだろうなあと、うらやましく思います。
忙しい毎日でも心に余裕があるから、楽しい写真を撮ってブログを更新できるのですね。すばらしいお人柄がしのばれます。