何年も歩いている山道だけど、この花は初めて見るわ。
山への道沿いの一隅に真っ赤な彼岸花が…。季節がくればをちゃんと咲くんだ。賢いね!
先日BS放送で、2005年11月に放送されたドラマ「父が来た道」の再放送を観た。原作は高村薫の短編集「地に這う虫」中の一編で、復讐に燃える男の葛藤と、裏切りや策略が渦巻く政界の裏側が描かれている。久しぶりに見応えのある大人のドラマを観た気がした。
最近はこういう社会派というか、大人のドラマというのがない。今、毎週日曜10時放送のプレミアムドラマ「白い濁流」は期待できそうな気がする。一気に観る方がおもしろいので、8回終了まで録画予約した。
このドラマでは「ODA」を仲介した男が殺されるという事件が起こる。ちなみに「ODAとは政府が開発途上国に行う資金や技術の協力を政府開発援助」のことだ。政府与党の代議士・佐多は「ODA」の見返りに多額の報酬を得て、裏金を作って隠し持っていた。が、子飼いの議員に裏切られ、仕方なくその裏金を渡してしまう。公になると命取りになりかねない。佐多は運転手の戸田に「どんなことをしても取り返せ」と命令する。
「ODAの見返り」、これはふつうにありそうな話である。またODA事業に限らず、政治家が口利きの見返りに報酬を得るのは珍しいことではない。
古くは田中角栄元首相。ODAの名目で3000億円の対中援助をした見返りに、300億円のリベートを得たという。真偽のほどは分からないが、小説にもなっている。また彼はロッキード社の航空機売り込みなどに絡む対日工作で5億円を受け取り起訴された。「政治とカネ」をめぐる事件や問題は他にもたくさんあり、いつの時代も世を騒がせてきた。
ODAといえばこれまでも、時の政権の首相や外相は外国を訪問しては多額のODA供与を約束してきた。そのニュースを聞くたびに私は不思議でしかたなかった。「日本の借金は増えるばかりなのにODAなんて、どこにそんな大金があるのかしら?」と。まさか甘い汁をいっぱい吸っていたなんてことはないだろうね。
にわか仕込みだが、ODAの戦略は内閣に設置された「海外経済協力会議」で議論されているそうだ。開発途上国で行われるODAにはさまざまな組織や団体、機関などがかかわっているが、「開発コンサルタント」と呼ばれる民間企業も ODA 事業で大きな役割を担っている。直接途上国 の現場に入り、現地の人と共に課題と向き合って発展を手助けし、国際社会における日本の信頼を高める役割も担っているという。
だが国の役人はともかく、民間企業の開発コンサルタントがタダで動くはずはない。うまく話がまとまるまでには色々な名目で多額の金が動くのはだれも承知のことである。中にはよからぬことを考える者も出てくるだろう。が、「悪事千里を走る」「天網恢恢疎にして漏らさず」で、いずれは大きな代償を支払うことになる。甘い汁を吸ってタダで済むわけはない!
社会派の作家の腕の見せ所
政治とカネの取り合わせは、あまり興味がわきませんが。(何時でも何処でも誰でも!
政界は陰謀の裏世界にそっくりってなんて書けば、大目玉喰らうかな?
秋の七草の葛の花
曼珠沙華と青いアサガオ素敵で~す。
二時間ドラマは良作が多いですね。
小泉さんは「自民党をぶっ壊す」といったけど、世襲制も定年制などもあってなきに等しく、むしろ復活しています。なぜ力のある政治家のところへは人も金も集まるのか。今回の総裁選でも実力者への忖度が見え見え、なぜ過去の人にいつまでも強い影響力があるのか不思議です。
定年制を問われた4人の候補者。高市さんだけが反対、安倍・麻生さんへの忖度ですね。
その点、角界は横綱を引退したらただの人、もう何の力もありません。政界もそうでなければいつまでたっても変わりません。
昨年も教えて頂いたのにすっかり忘れていた葛の花、ツルのように伸びるのは初めて見ました。
朝夕涼しくなりました。お変わりなくお過ごしでしょうね。
あのドラマご覧になりましたか? 阿部寛と余貴美子はステキだし、渡辺えり子には存在感があります。
最近は2時間ドラマが少ないくて、あっても見応えのある大人のドラマはありません。最近はBSで再放送を観ています。
気温の変化に体がついて行けない人が多いとか、十分お気を付けて。