とっても怖い話。【イラン司法当局は3日、被害者の両目を失明させ、傷害罪で収監された男に対し、左目を手術で失明させる刑を執行した。イスラム教の聖典コーランの「目には目を 歯に歯を」を実践したものだ。地元報道によると、失明させる刑は1979年のイスラム革命後初めてという。男が被害者に賠償金を支払わなければ、右目も失明させるという。
地元紙シャルグなどによると、男は2009年、バイクを運転しながら強酸をまき散らし、タクシー運転手の両目を失明させた。イランでは、恨みを晴らす目的などで強酸をかける事件が頻発しており、司法当局関係者は「今回の刑は、強酸攻撃への警告ではないか」と指摘している。】
今の世にこういう刑罰があること自体が信じられないのに、それを実際に執行するイラン。正規の“国”として認められていないイスラム国以上に残虐な怖い国に思えてくる。もしこれが手や足ならどうするのだろうか。やはり片方ずつ切断するのだろうか、想像するだけで身震いがしてくる。が、見せしめのためなら大いに効果があるだろうネ。
国によって刑罰も違えば、犯罪者の扱い方もさまざまだ。アジアの国々の中でお隣の韓国やタイなどでは、犯人が手錠をはめられた姿で出てきて謝罪したり、さらにはマスコミのインタビューに応じる姿をニュースでよく見かけるが、日本では考えられないことである。
日本では犯人の顔を隠すためにフード付きの服を着せたり、ビニールシートで覆って見られないようにしている。フード付きの服は犯人に着せるために作った“制服?”か。だが、どうせ犯人の顔はすぐに新聞やテレビで公開されるのだからそんな配慮は無用、“制服?”だってタダではないはずだ。第一、悪い事をして顔を見られたくないなんて勝手すぎる。恥ずかしいなら自分の服をかぶれ!
現在、日本では未成年は少年法により実名の報道ができないし、心身喪失者もマスコミの慣習で実名を報道しない。しかし、これは先進国では日本だけだそうで、欧米では、未成年者であろうと、心身喪失者であろうと、実名で顔写真入りで報道されるという。だが、昨今は、未成年だろうが成人だろうが、大きな犯罪を犯せばネットで丸裸にされる。ネット社会では個人情報保護法も少年法も関係ないようである。
6日に行われた上村くん殺害事件の実況見分には驚いた。18歳の少年の姿を隠すために用意されたのは銀色のカーテンで作られたボックス、この中に入れられた18歳の少年は徒歩で現場へと向かった。その後、少年はブルーシートで覆われたテント状のスペースへ行き、その中で捜査員立ち会いのもと実況見分が行われたという。ブルーシートごと移動しながらの実況見分は何とも物々しい雰囲気で、これまでにない異例な光景だったという。
今回の事件の首謀者とされる18歳の少年には前歴があり、暴行の常習犯だったらしい。報道では、この少年は上村くんを裸にして川で泳がせ、上がるとカッターナイフで切りつける。そして、血だらけになった上村くんをまた川に入れるという残忍な方法でなぶり殺しにしたという。それでも未成年というだけで異例なまでの庇護、これでは死んだ者は浮かばれまい。
たとえ未成年であっても遺族は、遺された者の怒りや悲しみを知らしめ、犯した罪と同様の苦しみを味あわせてやりたいと思うだろう。だが、未成年は少年法のもと、手厚い庇護と擁護を受けて刑を終えればそれで更生したことになる。本当に心から反省したのか、性根を叩きなおすことができたかどうか、当人の心の中までは誰にも分からないというのが恐い。
この18歳の少年は友人に「自分は反省した振りが得意」と語ったという。少年は昨年末、鑑別所を出所したそうだが、そこでも反省した振りをして大人たちをだましたのだろうか。今の少年のやることは大人とさして変わりない。更生を期待して軽い刑罰を科すことが正しいことかどうか、「目には目を」というのは野蛮だが、温情が仇とならないよう願いたい。
私も 少年法は 変だと思います。
今の若い人達(一部ですが・・・)は、甘えすぎです。
昔は 家の手伝いとか、働くのが当たり前で、遊ぶ事なんて無かったですよね。プンプンです。
コメントありがとうございます。
18歳から選挙権が与えられることになるのに、いつまでも少年法の適用はおかしいですね。この事件を契機に少年法が改正されることを期待したいです。
この事件の被害者も加害者もそれぞれ家庭の事情があるようですが、やはり家庭教育が大事だとつくづく思いました。
盗み詐欺がほとんどでした。更生は必ず出来る彼らを庇ったのでしょう。
川崎の事件とは全然性質がちがいます。大人でも身の毛のよだつ犯人に「少年法」だって!笑わせるな~
もう20数年前、4人の未成年者が女子高生を殺しセメント詰めにした事件がありました。彼らは何年かの刑で社会復帰しましたが、数年後、うち2人がまた同じようなお事件を起こしました。生まれつき凶暴な性格を簡単に変えられるとは思えません。
18歳の少年の切れやすく暴力的な性格が教育によって変わるでしょうか。再び野に放つには恐ろしい。