靖国神社の中は決められた場所以外は飲食禁止です。 もちろん食べ飲み歩き禁止。 出店は中通りにあります。
前日ブログの写真に写っていましたが、出店は通りの両サイドにズラッと並んでいます。 「何の出店だろうか?」とのぞくのは子供から大人までみんなが楽しいこと。 正当派・おもしろ派・怪しい派等々楽しい店ばっかりです。 そんな靖国神社の出店を幾つか紹介します。
今日は正当派(一応まとも)編です。
まず、お腹が空いたら「何を食べようか?」です。 正当派の代表は綿アメ
紅白の綿アメは昔から変わらず。 でも1袋(2個入り)で500円とは・・・・綿アメはわずかなザラメ糖で大きく作れます。 食べるとすぐ小さくなる分量ですので、この値段は少々・・・・まー、見た目は大きい綿アメは小さな子供をあやす(=ちょっとごまかす)にはちょうどいいですけど。
焼きそば屋さんです。
”巣鴨名物”がいいですね。 味にうるさい”年寄りの原宿”巣鴨で鍛えた正当派という看板です。 他に富士宮焼きそばなどもありましたが、この店を選びました。
東京進出後縁日に増殖し、今は欠かせない”たこ焼き屋さん”。 私は小さい頃、たい焼き屋さんとたこ焼き屋さんをよく間違って読んでいました。
大だこ入りとは”明石のたこ焼き”だと思います。 明石はタコの名産地で地元にはタコ1匹丸々押し焼きした”言葉通りのたこ焼き”もあります。 この店のタコは数cm大のぶつ切りを使っています。 「大阪はんのせこいたこ焼きとちゃいまっせ!」と言う誇りの言葉が聞こえそうです。
あめ細工。 お客さんが「猫作って」と言ったら、軟らかいアメを日本ばさみで切り細工して、紅で色つけて猫の形に仕上げる。 名人芸です。
以前職人さんの話を聞きましたが、「細工自体は1~2年で誰でも覚えるが、街中に立って、お客さんから何を言われても作れるようになるのが本当の修行」との事です。 この店にはメニュー(?)がぎっしり書き込まれています。 これ以外のものをいとも簡単にこなせたらすごワザです。 伝統芸を伝えて下さい。
さて、お腹がふくれたら腹ごなしにお遊び。 遊びの代表は金魚すくいです。
いつまでもすたれません。 いつの時代でも、子供も大人も本気(むき)で金魚をにらんであみ(紙・ふ)で追っかけます。 私は不器用ですぐ紙を破く苦手者ですが、名人は神業で何匹もゲットしていきます。
毎日背中方向からにらまれ追われる金魚たちはすごいストレスを感じていると思います。 店じまいになったら夜更かしせずに、ゆっくり休んで疲れを取って下さい。
射的です。 コルク銃でパンと標的狙い打ち。
でも、なかなか落ちない。倒れても落ちなければ商品ゲットできません。 特に大物はまず不可能。 でもみんな何回もやります。 「今度は必ず・・・」チャレンジ精神が大切です。 しかし落ちないとわかっている標的を倒すだけでもいい。 カンに障る人の顔を思い浮かべて、パン。 倒しただけでもストレス解消・・・・ちなみに、私は今回射的していません。 恨んでる人いませんから・・・
最後はブロマイド屋さん。
人気スター・アイドルは時代とともに変わりますが、”写真入りうちわ”・”写真スタンド”・・・ポスター以外の基本的パターンは変わりません。(続く)