旧古河庭園の最後は、庭園に行くまでの街中を紹介します。 と言っても、企画ある”探索紹介”ではなく駒込駅から庭園まで行った道すがらをピックアップで・・・・・・駒込の町内を知っている方々はこの時点で感情が高ぶる(激昂に近い意味で)と思いますがご勘弁を。 なお、写真は歩いた道順ではありません。
駒込駅を降りて庭園側に行くと、「しもふり商店街」(の入り口)があります。
細い路地に商店がぎっしり。 ここには”名物の美味しいコロッケ”があるそうです。 この場所を知っている人から聞きました。 でも商店街の探索をする時間がない(探索する目的できたのではない)という理由で一蹴。 コロッケの味の真意を確かめることはできませんでした。
”町のカメラ屋さん”がありました。 ショーウィンドゥにはフィルムカメラが並んでいます。
旧式といっては何ですが、中学生のころ(30年以上前)あこがれた名機”ニコンF2フォトミック”がありました。 当時レンズ別で10数万円しました。 中学生にはとても買えません。 現在はレンズ付きで1/10以下。 もう使いきれないかもしれませんが、ほしいと思いました。
”町のお風呂屋さん”です。 まだ開店前です。
帰りにオープンしていましたので、全景を。
街道沿いにありますので、近所の人が歩いて通うのでしょう。 煙突が意外に低いです。 煙突より高いマンションは周りにいくつもあります。 防煙対策を施しているのでしょう。 大きなお世話ですが、お風呂屋さんは昔からの伝統を守っていると思います。 しかし内風呂がほとんど完備する現在ではノスタルジーの世界かもしれません。
小さい頃近所の風呂屋が廃業しマンション建設を行おうとしたところ、周りの商店街から大反対を受けました。 今では考えられないような誹謗・中傷のビラがたくさん貼られていました。 結局お風呂屋さん一家は夜逃げ同然で姿を隠しました。
街中のお風呂屋さんが諸事情あって、もし廃業しても”村八分”の状態は避けて下さい。
さて、古くからの町には昔から残る寺社や守り神が祭られています。 ことぶき地蔵尊・・・・すみません。 由来を読んでいません。
駒込妙義坂子育地蔵尊。 江戸時代寛文8年(1688年)今井家が子孫繁栄を祈念して建立したそうです。 子育ての名の由来は昭和8年交通事故でなくなった少女達(像が奉られている)を祈念しているものです。
この地蔵尊は駒込駅のすぐ近く、交通量の多い場所に立てられています。 ”悪魔”は人の心の隙間を狙ってきます。 信号機に従って、渡る時の左右安全確認。 きちんと見ながら「右ヨシ、左ヨシ」の声だし確認。 1回じゃなく2回繰り返しても数秒ですむことじゃないですか。 悪魔に隙間を与えないように。