5月6日に宮古島海中公園に行ったことは以前ブログに書きました。 この日はさらに北に向かいました。 狩俣集落を越えるとだんだん道と言うより地形が細くなって、「宮古馬牧場」が左手に見えます。
宮古馬は小型の固有種の馬で珍しいことから、観光客は車を止めて記念写真を撮っています。つまり、ただでも狭い道なのに運転には注意を要します。
さらに行くと、「西平安名崎(いりへんなざき)」につきます。東平安名崎は有名ですがここは・・・ 地形上ではここが宮古島最北端です(でも、昔は平良市に属していましたけど)。 ちょっとした展望台を過ぎて、歩いて西平安名崎へ・・・
これが西平安名崎です。・・・→ただの岩場でちっとも面白くないとお思いでしょう。 足下がゴツゴツと歩きにくい=人があまり通らないからそうなっている所です。
これじゃー人気無いスポットだよ・・・ しかし右(東側)をみると橋が!
これは「池間大橋」といいます。 西平安名崎のちょっと沖に池間島があり、ここを結んでいる橋です。 つまり車・歩きでさらに北に行けることになります。ちなみにこの橋は池間島周辺道を含めてトライアスロン大会のバイクコースに入っています。
宮古島側の橋の入り口のパーキングより池間島を見る。 そんなに遠くには見えません。 この橋の写真右側の海はこんな風景。
遠浅です。このあたりは遠浅の海というより、毎年だいたい4月初め頃、1年に1度の大潮干潮時に現れる幻の陸地(広大な岩場)「八干瀬(やびじ)」が現れる海なのです。この日も大潮でしたので、海にいる人達から見て50cm位の水深ではなかったでしょうか? けっこう潮干狩りを楽しんでいる人がたくさんいました。
さて、島に渡って北側へ。「池間島灯台」がありました。 中には入れませんが、一応、車か歩きで行ける宮古島の最北端に着きました。
この島は珍しく、湿原があり、多くの種類の野鳥が飛来するそうです。
石灰岩の島で湿原??? 「池間湿原」という、沖縄県内でも規模の大きい池だそうです。 南大東島の「権蔵池」や下地島の「通り池」のようなドリーネ地形を想像しました。 でも案内板によると、昭和の初めに漁港整備で入り口を埋めたら、長い間に淡水化したそうです・・・・なんちゅう根性なしの透水性の悪い石灰岩じゃ! でも、たぶん淡水域は表層だけのような気がする? 南大東島だってそうだし。 たぶん多良間島と同じような「淡水レンズ」になっているかも・・・でも地質図では泥岩のような難透水層が浅く出ている可能性も・・・ ぼちぼち調べてみます。
車で走るだけだったら30分足らずで島を1周できます。 池間島から見た宮古島です。 さーぼちぼち移動しましょうか。
このところ、新ネタがないので、しばらく過去ネタでお茶を濁すかもしれませんが、どうぞご勘弁を m(-_^)m