ただいま、沖縄本島地方は暴風域です。 昨日の携帯電話災害警戒メールでは、「強い風が吹くけど(気象庁は)暴風警報を出さないよ・・・・」(与那原町)と入っていたのに、今朝は暴風警報発令(豊見城市メール)。 挙げ句の果てはMy Town南風原町メールは「危なくなったら自主避難して下さい」ときました。 隣り合う市町なら足並みをそろえてほしいもんです。
私は会社来たのはいいけど、肝心のお客さんが警報で役所閉庁・・・・会社も2/3以上の人が休んでいます。
久しぶりのブログは1ヶ月前(7月)にお仕事で名護市に行った時のことを書きます。 お仕事先は名護市にある沖縄県北部合同庁舎
ここには土木・農林の他、県教育事務所など幾つかの県事務所があり、北部地区を担当しています。その中の1つ、国頭教育事務所が「教科書展示会」を行っていました。
小学校・中学校で使う教科書が所狭しと並んでいます。 もうすでにある学校(自治体)では採用済みの教科書もあります。 それにしてもたくさんありますね-。 英語・数学は置いといて、理科の教科書でも教科書内容によっては、私の生徒時代では教わっていない内容が書いていました。 もちろん、難しいためか削除された内容もありましたけど・・・・
あれ?これってちょっと問題になっている社会科の教科書じゃない?
沖縄で初めてこの教科書を見ました。 特に明治時代以降の内容をみると、なるほど、確かに右寄り入ってますねー。 他の数冊の教科書と読み比べると幕末までの歴史はそんなに違和感ないけど、明治以降は完全に主張が違う。 しかし、教科書が主張を持っていいのかなあ?
これじゃ、中学校の社会科歴史カリキュラムは幕末で終わりとしたくなるですね。 ちょっと問題ない? どことは言わないけど、特定団体が自分たちの主張に最も合う教科書をどこの学校でも使っていたら、何かそれ”国定(団体定)教科書”になってしまいそう。 子供が自分から興味を持って学ぶためにはどうすればいいか? 難しい問題ですね。
教科書展示会というのはどこの教育委員会でもやっているのでしょうか?国の方向が右に舵を切っているように感じる昨今、教育にも大きく影響が出ているのでしょう。