ドキュメンタリー映画「エンディングノート」で、
自身の死を、段取ろうとするお父さんは、
面白いが、勝手な人である。
仕事一筋で生きてきて、リタイアしたと思ったら、
別居して一人暮らし、週末婚を始めた。
又もや勝手に、死にゆく夫に、
イラッとする奥さんが、気の毒だ。
母親は、一人暮らしの94才。
69才の息子から、死に際に、
携帯でお別れを言われ、戸惑っただろう。
そもそも、段取りばかりしてきたから、
ストレスで、ガンになったんじゃないのか?
1年ごとの定期健診で、いきなり末期だなんて、
定期健診のイミあんのか?(笑)
なぜ、胃ガンで、アワビのフルコースが食べられるのか。
同じ病で死んだ人は、ウイダーインゼリーを、
30分かけて食べていたと、聞いたが。
諸葛孔明じゃあるまいし、
死後の事まで段取るのは、よろしくない。
残された者が、プレッシャーになるだけだ。
私だって、「もしも」の時の指示や、
物のありかは、書いてある。
でも、このお父さんのような、エンディングノートではない。
写真は好きだが、動画は生々しいので、残したくない。
後から見て、辛いだけだ。
段取ると、よけい悲しくなる。
やはり、前向きな死など無く、
夫婦の最期の会話には、段取れないほど、涙が出た。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます